学生の夏休みも残り1週間となりました。自由研究も終わっている子供達も多い事でしょう。ウズラ類の卵の孵化を自由研究のテーマにした子供達もいたことでしょう。今回、当社からご購入されたお客様から、ヒメウズラの孵化のご報告を頂きました。お子様の自由研究の為にご購入されたとのことでした。上手く孵化が成功したとのお話から、当社も安心しました。自由研究のテーマにヒメウズラの卵の孵化を選ぶ場合、2回チャンスがありました。夏休みは七月下旬から八月末日までが、一般な期間です。ヒメウズラの孵化は17日かかるので、夏休み期間となる約40日の間に2回孵化のチャンスがある計算になります。
今回のお客様は、手動転卵にチャレンジされたようです。
孵卵器には単に温度を調節する単機能の機器と、自動転卵装置付きの機器が販売されています。卵を人工孵化させる場合、鳥の種類に関係無く1日最低4回転卵する必要があります。転卵は一定時間置いて、90度ずつ卵を回転する作業です。この作業を孵化開始から、約15日間続けなければなりません。実際、これは結構大変な作業です。当社では、ヒメウズラ・コリンウズラの孵化に使用する孵卵器は、自動転卵装置付きの機器をお勧めしております。今回のお客様は、手動で転卵を行って、ヒメウズラを孵化させました。その上、写真から伺う限り、自作の孵卵器のようでした。本当に凄いお客様です。正直、脱帽です。
生まれたヒメウズラは4羽だったそうです。
今回、孵ったヒメウズラは4羽だったそうです。1羽も孵化しない!という結果にならず、安心しました。ヒメウズラ達はスクスクと育ってくれることでしょう。今の小中学生はスマートフォンや任天堂のゲーム機などで遊ぶことが多いでしょう。それでも、時々本屋で「恐竜」や「生き物」の図鑑に夢中な子供達を見かけると、決して自然や身の回りの生き物に興味がないということでは無いのでしょう。子供社会では、周りの友達がゲームの話題で話をしていると、話題についていくためにゲームをする必要があります。一度ゲームをしてしまうと、子供達はゲームに夢中になってしまうことでしょう。しかし、デジタルの世界だけでは、命の大切さ・尊さを学ぶことはできません。ゲームの世界では、何かを倒すことや相手を殺害することが普通に行われているからです。
自由研究でなくても、卵の孵化を行ってみませんか?
卵の孵化は生命の誕生を目にする貴重な機会です。命の大切さ・尊さ・神秘性を肌で感じることができます。ヒナを育てる上で、命を育てるという事の喜びも感じることでしょう。自由研究に限らず、卵の孵化を行ってみませんか?子供の情操教育にとっても大変良い機会となるでしょう。もちろん、その後の飼育にも責任が必要ですが、責任の重さもヒメウズラ・コリンウズラの可愛さの前では、微々たるものでしょう。ヒメウズラ・コリンウズラを育ててみませんか?
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