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アートに見るウズラ達

 現代日本では、野生のウズラはほとんど見かけなくなりました。非常に残念ですが、家禽としての日本ウズラは、全世界的に採用されています。一方、アメリカやヨーロッパでは野生のウズラは生息して、狩猟鳥となっています。現代では希薄になってしまいましたが、歴史的にウズラと人との繋がりは深い物がありました。それは、絵画などの芸術品に残されています。今回はウズラが描かれている芸術品について、ご紹介したいと思います。


ウズラ絵が描かれたソーサー
ウズラ絵が描かれたソーサー


ローマ時代のモザイク画で、紀元前200-150年位の作品です。イタリアのMuseo Nazionale Romano(ナツィオナーレ・ロマーノ美術館)に所蔵されています。紀元前の作品からウズラが登場してくるとは驚きです。ただ捕まってしまっているウズラは、少々可哀そうでした。ローマ時代は結構鳥のモザイク画が製作されていて、ウズラもモチーフの一つだったようです。



「ウズラの聖母」はイタリアのアントニオ・ディ・プッチョ・ピサーノが、14世紀に制作した国際ゴシック様式の絵画です。聖母子が中央に描かれていて、空飛ぶ2人の天使が戴冠しています。前景にウズラや小鳥、野菜が描かれています。特にウズラの存在感は抜群で、聖母子がウズラを見ているかのように描かれています。



「鶉図」は、14-15世紀、室町時代の作品です。唐絵手鑑「筆耕園」60枚の中の1枚で、李安忠印(りあんちゅう)の作品です。ウズラが2羽、大きく描かれた作品で、ウズラがとても良く描かれています。ウズラ達は可愛らしく描かれていて、作者の深い愛情が伺えます。唐絵手鑑「筆耕園」は日本の重要文化財で、国立文化財機構に所蔵されています。



近代日本画壇の巨匠、横山大観の作品です。一羽の鶉が首をひねって斜め上を見上げている姿をコナラの枝の間から見ている構図となっています。実は、横山大観は庭にウズラを飼っていたそうです。つぶらな瞳で首をひねる鶉の生き生きした様をつぶさに観察して筆を執ったとのことです。この横山大観の「鶉」は、複製品が一般に販売されています。価格は1万円以下が多いので、入手も容易です。



 古くからウズラはキジに並んで狩猟対象鳥でした。江戸時代では、将軍家への献上品の一つとなっていました。そのため、日光東照宮の装飾彫刻にもウズラは彫られています。日光東照宮に行く機会がある方は、是非探してみて下さい。牡丹の花など様々な組み合わせで可愛く彫られています。


ウズラ・ヒメウズラを飼いたい!でも飼えない。


 ウズラ類はとても可愛い鳥です。飼育してみたいと感じる方も多いと思います。しかし、様々な理由から飼育に踏み切ることが出来ない方も多いでしょう。飼育できないまでも、ウズラのグッズを周りに置いて、ウズラの可愛さに触れてみませんか?当社では、ウズラの絵の入ったヴィンテージティーポット、ティーカップなどを数点用意しております。








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