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執筆者の写真Hideki Kobayashi

ウズラ飼育ケージの底に何を敷いていますか?

更新日:2023年4月7日


 ウズラ類はほとんどの場合、地面に歩き回っています。インコやシジュウカラと言った枝に留まるフィンチ類とは飼育ケージから異なります。むしろ、ウサギやハムスターの飼育ケージの中で、底面の凹凸が無いタイプの飼育ケージを利用している方がほとんどでしょう。また、コリンウズラや並ウズラのような少し大きいウズラでは、犬猫用ケージを利用されている方もいることでしょう。そこで、悩みの種の一つは、排泄物の処理です。底面に何も敷かず、毎日水洗いしている方は少数派だと思います。多くの方は、砂やペットシートを敷いてウズラの排泄物対策を行っていることでしょう。ウズラ類は、砂がとっても好きです。しかし、ウズラ達が砂浴びを行うと、砂を辺り一面にバラまきます。時には飼育ケージの外にまで砂が散らばります。これでは掃除が大変ですよね。飼育する飼い主にとっては、砂浴びは砂浴び用ケース内で行って欲しいものです。


犬用ペットシートを底に敷く飼育方法


 犬用のペットシートは、ウズラ類の飼育に大変便利な物です。ウズラ類は、水をたくさん飲み、尿を頻繁に排せつします。ペットシートはウズラの尿を吸収して、ケージ内を清潔に保ってくれます。また、ウズラ類の糞もペットシートが水分を吸収して、固体状になります。固体状になった糞は、取り除いて掃除することができます。糞によっては、ペットシートに協力にくっついてしまい、取れない事もあります。ペットシートがある程度汚れてしまったら、交換しましょう。


ペットs-トは厚さで2種類あります。


ペットシートには、犬のおしっこ1回分の薄いタイプと3-4回分の厚いタイプがあります。薄いタイプと厚いタイプ、どちらを使うか迷うところです。毎日交換するつもりなら薄いタイプ、乾いた糞を払って数日使うつもりなら厚いタイプとなるでしょう。薄いタイプは通常サイズ(33cm×45cm前後)の場合、160-180枚入って1000円以下で売っています。厚いタイプの場合、100-120枚程度で1200円前後でしょう。最近ではショップブランドも販売されていて、安価で良い品も増えてきています。ペットシートにも意外と個性があるので、色々と試してみるのも面白いかもしれませんね。例えば、大手メーカーのユニ・チャームの場合、ペットシートの真ん中が厚くなって、端側では薄いという特徴があります。犬用なので、仕方ないかもしれませんが、ウズラ用には今一つ良くないでしょう。もっとも、薄いタイプの場合、一階購入すると毎日交換しても、次に購入するときは「半年後」となります。同じ品が売っていないこともあるかもしれません。大体の目安として、ヒメウズラ2羽なら、薄手のタイプで2-4日、厚手のタイプなら1週間前後で交換となります。コリンウズラ2羽の場合、繁殖期なら薄手のタイプは毎日交換、厚手なら2-3日で交換となります。繁殖期以外では、汚れ具合を見ながら交換して下さい。


ペットシートを使う場合の注意点について


 ペットシートは便利なのですが、ウズラ達は端を咥えてめくろうとします。これはウズラの品種を問わず、行われます。何かヒラヒラして、くちばしで咥えられるモノはウズラ達の興味を引くようです。できれば、四隅を固定できるようにしておいた方が良いです。また、糞がウズラの足について、固まってしまう場合があります。この場合、固まった糞を強引に取らないで下さい。足を痛めてしまうことがあります。足に付いて固まった糞は、軽く水洗いした後、液体のハンドソープを糞全体に塗りましょう。5分程度経ったら、再度水洗いをして下さい。すると、ぽろぽろと崩れて、取り除くことができます。単に水洗いでも落ちる場合もありますが、ハンドソープなどを利用することをお勧めします。





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