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執筆者の写真Hideki Kobayashi

ヒメウズラの卵

更新日:2023年4月7日


 ヒメウズラの卵は、黄身が立ちそうなほど張っています。その一方で、白身の部分は薄く広がる印象を受けました。ウズラの卵と比較すると、密度で約1.5倍高いと算出されましたが、おそらく黄身の部分が濃いからだと思います。生卵として試食してみました。白身が本当にサラサラしていて、あまり味を感じることはできませんでした。一方、黄身は箸でつまめそうなくらいしっかりしていました。味は濃いのですが、嫌みはなく、美味しくいただけました。小さいので、しつこくない点も良いですね。よく居酒屋でTKG(卵かけご飯)というメニューを見かけます。でも色々おつまみを食べ、ビールやお酒を飲んだ後で、卵かけご飯は重たいですよね。一口か二口味わえれば良いのに、と感じることがあります。そこで、単にうずらの卵では、面白くない。変わったメニューとして、「ヒメウズラの卵かけご飯(HKG)」なんていかがでしょうか?一口または二口のご飯に可愛いヒメウズラの卵をかけて食べるなんて、インスタ映えもすると思います。小規模の店や個人経営のお店は、変わった食材を手に入れるのは、難しいです。もちろん、変わった食材を手に入れても、美味しいとは限りません。その上、処理方法や調理方法が掴めず、お客に出す料理として成り立たないことも考えられます。折角、幸運にも珍しい食材を手に入れても、無駄にしてしまうこともあるでしょう。しかし、ヒメウズラの卵なら、基本は卵なので調理は簡単です。また、卵料理のバリエーションの多さはご存知の通りです。半熟卵から目玉焼き、卵焼き、オムレツ、親子丼、卵丼、洋風ならエッグベネディクト、中華ならニラ玉やかに玉、スィーツならプリンやマフィンなど、数多くのメニューが考えられます。

 実際に半熟卵を作って食べてみると、小さい割に味がしっかりしていて、とろとろの黄身に「卵感」が出ていました。とても美味しかったです。ちなみに、半熟卵を作る茹で時間は、2分でした。直ぐに料理できる点も食材としての魅力です。普通の鶏卵なら、茹で時間は6分半から7分半なので、ずっと簡単に調理できます。まだ、固ゆで卵を作って味見したことが無いので、試してみたいと思います。固ゆで卵にあるボソボソ感が出ないと良いですね。また、ウズラの卵は燻製がスーパーで売っていますが、燻製味や塩味と濃い味付けとなっています。個人的には、このウズラの卵の燻製がとても好きです。それでも、黄身のボソボソ感が出ているので、これが無かったら良いのにと思うことも屡々です。今度、ヒメウズラの卵の燻製を作ってみようかと思います。どんな味になるのか、楽しみです。





 

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