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ヒメウズラの孵化成功に必要な機材と注意点

 もうすぐ夏休みです。ヒメウズラの孵化は約17日なので、夏休みに入ってすぐに孵化を開始すると、夏休み期間内に孵化して、ヒナの観察も出来ます。生命の誕生は神秘的で、自由研究の対象として最適です。そこで、ヒメウズラの孵化を夏休みの自由研究にしようと考える小学生・中学生が出てくると思います。今回はヒメウズラの孵化に必要な機材と注意点についてお話します。


孵化したばかりのヒメウズラヒナ
孵化したばかりのヒメウズラヒナ

最初に孵卵器を購入しましょう。


 最初に準備する機材は、孵卵器です。孵卵器は、「自動転卵装置」が付属している物を選びましょう。卵の孵化には、温めると同時に転卵することが必要です。転卵は最低でも1日4回、1/4回転ずつ行わなければなりません。最後の2日間は転卵不要なので、15日間転卵することとなります。もし、自動転卵装置が付属していない孵卵器を購入した場合、手動で転卵を行わなければなりません。朝昼晩夜中と、一定時間ごとに転卵するため、外出や旅行などができません。気を付けましょう。もちろん、あえて手動転卵を挑戦することも、自由研究らしいかもしれません。自動転卵装置は、しきいで卵を動かすタイプやローラーで転がすタイプなどがあります。孵卵器が届いたら、ちゃんと稼働するか、チェックしましょう。時折、温度が上がらないことや転卵装置に不備がある欠陥品が販売されています。ヒメウズラの孵化は37-38℃で行います。


ヒメウズラの有精卵を購入しましょう。


 孵卵器が正常に稼働することが確認できた後、ヒメウズラの有精卵を購入しましょう。ヒメウズラの平均人工孵化率は約60%です。ただ、結構バラツキが大きく、100%孵化することも、20%しか孵化しないこともあります。孵化後の飼育数も考えて、最適な数を購入しましょう。一つ気を付けて欲しい点は、ヒメウズラのオス同士はメスを求めて激しい争いをすることです。ヒナの内なら争いは起こらないのですが、孵化して3カ月くらい成長するとこの争いが起きます。ヒメウズラのオスは、時には相手を殺してしまうくらい激しく争います。このような悲劇が起こらないためにも、一般家庭で飼育するヒメウズラの数は2羽程度が良いでしょう。ちなみに、メスが居なければオスが2羽いても争いはおきません。



孵化したヒナを飼育する飼育ケースとヒヨコ電球が必要です。


 孵化したヒナは、まだ羽毛が生えそろっていません。40℃近い体温を持つヒナは、最低2週間は37℃で温めながら、飼育する必要があります。そのため、小型の飼育ケースと温めるためのヒヨコ電球が必要となります。また、ウズラ用のエサも準備しておきましょう。特にヒナ用のエサである必要はありませんが、ウズラ用のエサを少し細かくして挙げると、食べやすくなるでしょう。なお、孵化後1日程度のヒナは、水もエサも取りません。


検卵は控えめにしましょう。


 卵を人工孵化する場合、卵に光を当てて中を観察する「検卵」を行います。大体、孵化開始から1週間後に1回検卵を行い、孵化が始まらなかった無精卵や初期中止卵を孵卵器から取り除きます。「検卵」は卵内部の様子を観察できるので、夏休みの自由研究にでは格好の観察記録になるかもしれません。しかし、検卵は孵卵器から卵を出して、ライトを当てて観察する必要があります。このとき、撮影などを行うと、それだけ長い時間孵卵器外の低温にさらされることとなります。卵の温度が下がると中止卵となる危険性があります。検卵の回数を増やすと、それだけ中止卵となって孵化が失敗する可能性が高くなります。検卵は手早く短時間に済ませましょう。ただ、慌てて卵を落とすことが無いように用心深く扱いましょう。


 ヒメウズラの孵化は、比較的容易です。自由研究として良い素材と言えます。ただ、生まれたヒメウズラをしっかりと飼育してください。ヒメウズラの寿命は2-5年と短命です。そのためにも、あまり多くの卵を孵化させないようにしましょう。


フェリシモのヒメウズラムービー新作をアップロードしました。


 フェリシモのもっちりヒメウズラポーチを使ったムービーの新作を作成しました。今回は。懐かしい「ひみつきち」が題材です。3分に満たない動画なので、是非ご覧ください。事情があって、ヒメウズラを飼育できない方も楽しんで頂きたいと思います。



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