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並ウズラ、コリンウズラ、ヒメウズラなどウズラ類の病気と日々の観察

 ウズラ達は、健康上の重大な問題には非常に耐性がある元気な鳥ですが、細心の注意を払って飼育していても、時々病気になる可能性があります。ウズラ達は極度に体調が悪くなるまで、病気や体調不良の兆候を隠すため、病気の症状を認識することがとても重要です。これらの症状をさらに理解するには、以下を読み続けてください。


傷ついたウズラは隔離しましょう。
傷ついたウズラは隔離しましょう。

ウズラ類の観察で、知っておくべきこと


ウズラの活動レベル、羽毛、食習慣、糞、または一般的な行動の変化は、ウズラ達が体調を崩している兆候の可能性があります。

潰瘍性腸炎は、ウズラ達が若くして死亡する最も一般的な理由の 1 つです。 主な症状には、羽の脱落、「ふわふわした」外観、無気力、色の変化などがあります。

もし、ウズラ達のくちばしや目の周りに過剰な鼻水が出る、腫れている、または呼吸困難の兆候がある場合、ウズラにとって致命的な細菌性感染症“コリーザ”に感染している可能性があります。

呼吸器感染症はウズラ達の一般的な感染症です。特に密集した場所や小さな囲いの中で飼育されている場合によく発生します。一般的な症状には、過度の鼻水、ガラガラ呼吸、だるさ、下痢、産卵の低下などがあります。

昆虫、ダニ、その他の寄生虫はすべてウズラによく見られます。皮膚の炎症、羽の脱落、摂食の問題、糞の変化などは、すべて潜在的な症状です。


【1】ウズラ達の行動を観察する


1. 15 分ほどウズラ達を観察します。


  健康なウズラは、日中によく動き回る傾向があります。弱ったり病気になったりしたウズラは、体力を温存してケージの隅に群がります。これは嗜眠として知られ、さまざまな健康上の問題によく見られる症状です。


 食欲の低下、群れから孤立する、イライラするなど、ウズラの行動の変化に注意してください。


2. 過剰な喘ぎに注意しましょう。


 くちばしを開けたままノドを震わせる喘ぎは、熱に過剰にさらされている兆候です。これはウズラ達の病気ではありませんが、過熱は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの症状を見つけた場合は、ウズラをすぐに冷やすことが重要です。


 また、この兆候は脱水症状が原因である可能性があります。ウズラが昼夜を問わずいつでも新鮮な冷水に簡単にアクセスできるようにしてください。


3. 咳、くしゃみ、喘鳴の兆候もチェックしましょう。


 これらの症状の原因は、気管支炎などの上気道の細菌感染である可能性があります。ほとんどのウズラ類は気管支炎に耐性があります。しかし、この呼吸器の問題はコリンウズラでも見られます。


4. ウズラにダニがいないか調べてください。


 持続的なかゆみ、落ち着きのなさ、羽の脱落はダニの一般的な症状ですが、幸いなことに簡単に治療できます。


【2】身体的な変化を探しましょう。


1. 羽毛の抜けを探します。


  脱皮や脱毛はストレスや病気の一般的な兆候や攻撃の結果である可能性があります。特にメスのウズラ類は、交尾の際オスに羽毛を引っ張られるので、毛が脱落します。でも、病気ではありません。羽毛むしりは、栄養失調やダニに苦しんでいる鳥によっても引き起こされます。


2. 傷、斑点、異常なしこりの有無を確認しましょう。


 傷、擦り傷、または隆起は、治療を行わないと感染しやすくなります。ヒメウズラのオスを複数飼育している場合、良く喧嘩して相手に傷を負わせます。これらの症状は重症度によって異なりますが、通常は抗菌クリームと傷洗浄剤を使用して自宅で治すことができます。


3. ウズラの羽を調べましょう。


 ウズラが病気のときに羽の色がくすんだり、寝方が変わったりするのは異常ではありません。羽毛がふわふわしているのは、ウズラが寒く感じている時や、病気のために熱と体力を蓄えている時です。ウズラが毛づくろいをする十分な体力がない場合、羽がぼろぼろになることも病気の兆候の一つです。


 なお、ウズラは寝ているときに自然に羽をふわふわさせます。 これは彼らが病気であるという意味ではありません。


4. ウズラの目と鼻孔に粘液や分泌物がないか調べましょう。


 健康なウズラ達の目は、鼻孔と同様に、まぶたの周りも透明できれいに見えるはずです。目や鼻の穴から液体が出てくる場合は、病気を示している可能性があります。目の濁りも病気の症状です。


5. ウズラの動きを観察しましょう。


 ウズラ達が、足を引きずったり、歩きにくくなったりするなど、他の群れと比べて異常に動いている場合は、足を負傷している可能性があります。ウズラの足の裏にバンブルフット(趾瘤症しりゅうしょう)がないか、足の周りに捻挫、傷、出血がないか調べてください。


【3】食生活のチェックをしましょう。


1. ウズラが食べる餌の量に注意してください。


 ウズラは地上に生息する採餌動物であるため、栄養維持のため一日中絶えず食事をする必要があります。ウズラが餌を十分に食べ、地面の砂利や虫をつついていることを確認してください。餌の時間中にウズラが餌を食べない場合は、病気の可能性があります。飲食の拒否は病気の一般的な症状です。


2. ウズラの体重を毎日量りましょう。


 体重測定は大変な作業ですが、体重の急激な減少は健康上の問題の最も明白な兆候の 1 つです。 食事の時間による変動を避けるために、ウズラの体重を毎日同じ時間に測定してください。ウズラの体重が突然 10% 減少した場合は、すぐに獣医師の診察を受けましょう。体重計は、キログラムではなくグラム単位で測れる機器を使用してください。


3. ウズラ達のフンを調べましょう。


 ウズラ類のフンは茶色で、比較的固いです。健康的なフンは、白い縞模様や薄茶色の斑点が現れることがあります。黄色や明るい緑色の糞は異常であり、消化器系の問題の兆候である可能性があります。水っぽい糞、またはウズラの総排泄腔の羽の周りを汚すフンは、下痢の兆候です。下痢は、コクシジウム症または栄養失調に関連する一般的な消化器系の問題です。


細菌感染を起こしたウズラの糞には血液や粘液が含まれる場合があります。このような症状を見つけた場合は、できるだけ早くウズラを獣医師に連れて行きましょう。


4. ウズラに与えられるおやつや餌入れの残骸を監視します。


  一部の野菜や人間の食品は、含まれる塩分、糖分、または酸性度の量が原因で消化器系の問題を引き起こす可能性があります。例えば、アボカドや生のジャガイモは、ほとんどの鳥にとって有毒です。チョコレート、ポテトチップス、キャンディーなどの人間の食べ物も不健康で、ウズラの腸を壊す可能性があります。子供達がウズラに与えないように注意して下さい。レタスやスイカなどの食べ物は必ずしも有毒ではありませんが、水分が多く含まれているため、下痢や膨満感を引き起こす可能性があります。


5. 卵の生産量が減少しているかどうか、注意しましょう。


 ウズラ類は週に 4 ~ 5 回卵を産みます。 病気になると、ウズラは産みにくくなったり、形の悪い卵を産んだりすることがあります。ウズラが突然卵を産まなくなった場合は、卵詰まりの可能性があります。


 今回は、ヒメウズラ、コリンウズラ、並ウズラを問わず、ウズラ類の一般的な日常の健康観察についてお話しました。突然ウズラが亡くなることがありますが、実はウズラ達は病気を隠している、という点を気に留めておきましょう。




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