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久しぶりにズッカを収穫できました。

 サントリーの本気野菜シリーズの調理用トマト、ズッカが収穫できました。これまで1回収穫できただけで、以降ズッカの栽培に失敗してきました。今回、実に6年ぶりのズッカです。ズッカはすごく大きな実がなるトマトですが、収穫できたズッカは手のひらサイズ、通常の大玉トマト程度でした。ズッカの実が大きくならなかった原因は、テントウムシダマシです。途中、テントウムシダマシが葉を食い散らかして、ズッカの成長が悪くなっていました。その時からズッカの実の成長も止まってしまいました。テントウムシダマシは本当に深刻な害虫ですね。テントウムシダマシは簡単に捕まえることができるので、手で捕らえて除去しました。ただ、結構頻繁にズッカとルンゴに付いて来たので、根気よくテントウムシダマシを除去しました。ズッカとルンゴはテントウムシダマシを完全に除去することで、実も株も成長し始めました。

 

小ぶりのズッカの実
小ぶりのズッカの実

6月の暑さで、西日本のトマトが被害を受けています。

 

 6月、西日本は猛暑日が多くなり、記録的豪雨も影響して。トマト農家に被害が出ていると報道されていました。ハウス栽培のトマトなので、暑さに対処するため、換気を積極的に行って室内温度を下げようと試みたそうです。しかし残念ながら、トマトは枯れてしまったとのことでした。600kgものトマトが全滅し、その被害金額は100万円以上とも言われています。

西日本のトマト被害を報じています。

 地球温暖化が進み、猛暑が日常になっていくことを農家の方は懸念していました。そのため、ハウス栽培から露地植えに切り替える方針のようですが、露地植えはいろいろと世話が大変だと思います。テントウムシダマシやカメムシ、ハモグリバエ類などの害虫への対処、強風による倒伏や実落ち、降雨による実割れなど、農家にとっては大変な作業だと思います。たまにカラスがちょっかいを出してくることもあります。もちろん、農家の方はプロフェッショナルなので、様々な対処法をご存じかと思います。それでも、露地栽培はハウス栽培より手間が多く、さらに猛暑や豪雨にさらされるので、期待ほどトマトは収穫できないかもしれません。野菜の価格は上昇する一方でしょう。

 

露地植えの問題点は、酸性雨です。

 

 露地植えの問題点の一つに、酸性雨があります。害虫も倒伏も実落ち、実割れ、全てトマトが健康に育った時に起こりえる問題です。ハウス栽培から露地植えになった場合、これまで全く影響が無かった酸性雨が、問題となってくるでしょう。最初から露地植えを行っていた農家なら、石灰・苦土石灰を土に多めに撒いておくなどの対処方法をご存じかもしれません。ただ、酸性雨が明確な脅威として認識されていない以上、生育不良は原因不明のまま、猛暑の影響ということになりそうです。もっとも、酸性雨により植物の根の成長が悪くなった場合、水の吸い上げが弱くなり、結果として猛暑に弱くなります。酸性雨の影響は、1970年代に「約50年後に影響が出始める」と国立環境研究所で予想されていました。残念ながら、この酸性雨に関する報告は古すぎてHPから消えていました。しかし、50年前に予測されていたことが現実になり、植物に影響を与え始めています。

 

アルミリムーバーで酸性雨の影響を軽減しましょう。

 

 酸性雨は土を酸性化します。その結果、アルミニウムイオンが溶出して、根の発根・伸長を妨げます。根は水分やカリウムやマグネシウム、窒素などの肥料成分を吸収する重要な働きがあります。根が育たないと植物も育ちません。根は地中にあるため、根が育っていないことを認識することは、難しいです。後の祭りにならないよう、アルミリムーバーで酸性雨対策をしましょう。


 

 

 
 
 

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