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屋外でウズラ類を飼育されている方は、残暑に注意しましょう。

執筆者の写真: Hideki KobayashiHideki Kobayashi

 台風10号が去った後、大きな白いキノコが、公園の隅に大発生していました。珍しいキノコだったので、写真を撮りました。インターネットで検索をしたところ、「オオシロカラカサダケ」というキノコでした。このオオシロカラカサダケは、毒キノコでした。食べると、激しい嘔吐や下痢の症状が出るそうです。ウズラさん達を屋外で飼育されている方は、もし見かけたら、ビニール手袋とマスクをして、積極的に取り除きましょう。取ったオオシロカラカサダケは、ビニール袋に入れて、燃えるゴミとして捨てましょう。オオシロカラカサダケは、かつて日本では発見することが難しいレアなキノコでした。しかし、地球温暖化の影響から、一般に見られる毒キノコとなりました。ちなみに、食用の「カラカサダケ」によく似ているので、注意しましょう。カラカサダケも大きなキノコです。


白い大きなキノコ、オオシロカラカサダケ
白い大きなキノコ、オオシロカラカサダケ

異常な暑さが続き、ヒメウズラさん達もゲンナリしていました。

 

 台風10号が去った後、一時的に涼しくなりましたが、再び暑い日々が続いています。9月なのに猛暑日が続き、当社のウズラさん達もかなり暑さに参っているようです。本来ヒメウズラさん達は、暑さに強い鳥です。やはり東南アジア原産なので、気温や湿度が高くても耐えることができます。しかし、暑い日々が続いているので、流石のヒメウズラさんでもかなりダメージがあるようです。ある日ケージを見てみると、普段なら忙しくウロウロしているヒメウズラさん達が、羽を広げて横たわっていました。特に雨などは降っていなかったので、羽を乾かす「羽干し」ではありません。ヒメウズラさん達は、暑くて羽を広げていたようです。

 

ヒメウズラさん達を冷やす方法

 

 ヒメウズラさん達が暑そうなので、空調が効いた部屋にケージごと入れました。ただ、外にケージを出しておくと、ケージ自体も熱くなっていて、空調が効いた部屋に入れても直ぐには元気になってくれません。そこで、冷えた砂を利用してみました。砂をビニール袋に入れて、大き目の凍らせた保冷剤で10分ほど挟み、冷やしました。正確な温度は計測していませんが、触った感覚では大体10―20℃くらいだったと思います。冷した砂を砂場に入れると、喜んで砂を食べたり、砂浴びをしたりしていました。もっとも、冷えていてもいなくても、ウズラさん達は砂浴びが大好きですから、冷やした効果があったか否かはわかりませんでした。ただ、その後は何事も無かったように、ヒメウズラさん達はウロウロしていましたので、安心しました。ヒメウズラさん達も暑い時は喉を震わせるのですが、伸びているときもあるようです。ヒメウズラさんを飼育されている方は、暑い夏も良く観察して、必要な時は涼しい所への移動を含め、冷却方法を考えましょう。

 



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