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日本とアメリカの水族館を見た個人的な感想

 日本のみならず、世界各国に水族館があります。多くの場合、水族館で飼育されている魚やエビ、貝は珍しくありません。日本の水族館、どこに行っても、クマノミ、スズメダイの仲間、イワシの群れなど、お決まりの魚類しか見ることができません。その理由の一つとして、飼育の難しさがあります。クマノミやスズメダイなど、一般の人でも飼育できる魚なら、長期間の展示も可能です。飼育方法や餌の種類、給餌方法などが確立されていることと、入手のしやすさから、これらの魚種は各水族館で展示されています。飼育方法が確立していない生物や、神経質で展示に向かない生物もいます。例えば、神奈川県横浜市の八景島シーパラダイスで、海洋研究開発機構から譲り受けた深海生物を全て死亡させてしまった事件がありました。また、葛西臨海水族館で、展示用に飼育していた養殖マグロがほとんど死んでしまったという事件もありました。そのため、水族館が新しい魚やエビ類などを展示しようとすると、生来の生活様式や行動などを研究しなければなりません。一方、山形県鶴岡市にあるクラゲ水族館として有名な加茂水族館や、静岡県沼津市の沼津港深海魚水族館など、特徴的な水族館では、普段目にしない海の生き物と出会えるでしょう。これら水族館は、自分達が飼育する珍しい生物を十分に研究しているのだと思います。

個性的な魚を集めても、ストーリーは作れません。
個性的な魚を集めても、ストーリーは作れません。

 私は、アメリカのマサチューセッツ州ボストンにあるニューイングランド水族館とカリフォルニア州サンディエゴにあるウッズホールサイエンス水族館に行ったことがあります。この二つの水族館で共通だった展示物は、サメの卵でした。アメリカでは、サメの研究が良く行われているのでしょう。サメの卵自体は、あまり綺麗な物とは思えませんでした。また、二つの水族館とも、綺麗な海の生き物を展示するというより、海の生物の生態や生態系など、教育的な側面が強いと感じました。アメリカ人と日本人では、水族館に求める物が違うのでしょう。アメリカ人は、知的好奇心を満たすために水族館を訪れ、日本人は美しさや愛らしさから癒しを求めて水族館を訪れているのでしょう。

 

癒しだけでは、水族館の未来は暗い。

 

 水族館と言えば、アシカやイルカショウなどのアトラクションも人気です。しかし最近、これらショウは動物虐待と捉えられる傾向があります。近い将来、これらショウは終了となるでしょう。また綺麗な魚も、どこの水族館でも展示されていれば、飽きられてしまうでしょう。子供達も、動いているもの全てが珍しい年齢なら良いですが、小学生くらいから動いているだけでは、物足りなくなるでしょう。恐竜は子供たちにとって人気のコンテンツです。草食、肉食、大きさ、力強さなど、恐竜の性質や生態は子供たちの知的好奇心を十分に満たしてくれます。つまり、水族館に展示されている生物には、恐竜にあるような「ストーリー」が無いのです。水族館でクマノミが人気である要因も、「イソギンチャクの毒が効かず、イソギンチャクの近くで生活することで、天敵から身を守っている」というストーリーがあるからです。知的好奇心を満たすことのできない水族館では、未来は明るくないでしょう。

 

「ストーリー」を作るためには、観察と研究が必要です。

 

 アメリカの水族館のように、日本の水族館も知的好奇心を満たす要素が必要だと思います。そのためには、展示する生物について、生態に関係する研究を行わなければなりません。研究と言っても、対象種の自然での生態を観察するだけでも十分だと思います。ストーリーを作るため、対象種を海の中で観察することが第一歩でしょう。是非、当社の水中ドローンをご活用ください。当社では、撮影に便利なFIFISH V6を格安でレンタルしております。また、各種付属品も準備しております。

 

 
 
 

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