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執筆者の写真Hideki Kobayashi

暑い日々が続いています。ウズラさん達は元気ですか?

 地球温暖化の影響から、暑い日々が続いています。皆さんが飼育されているウズラさん達も、かなり暑さに参っているかもしれませんね。以前のブログでもご紹介しましたが、ウズラさんが喉を震わせていたら、「暑いよー」というメッセージです。このメッセージを受け取ったら、出来るだけ早く涼しい所にウズラさんを移動しましょう。直ちに死亡することはありませんが、長い時間喉を震わせていると、死亡する危険があります。ご注意ください。


ペットの草はエン麦(オーツ麦)です。

暑い夏は、今年だけではないでしょう。

 

 今年は、去年に比べて気温が高く、特に暑い夏と言われています。実際、西日本の方では36℃や37℃といった体温より高い最高気温が複数地方で観測されています。ただ、今年だけ気温が高いというのは、希望的観測かもしれません。来年も再来年も同じくらいの暑い夏となる可能性が高いでしょう。温暖化ガスの二酸化炭素の排出量は、年々増加していて、気温が下がる要素が無いからです。もし排出二酸化炭素が低下しても、これまで蓄積した地球温暖化の影響は、1年2年では軽減されないでしょう。今年の夏の気温が来年、再来年の夏にも再現されることを覚悟しなければなりません。来年、再来年を見通して夏の暑さ対策を立てて置きましょう。でも、気温が下がってくれることが一番です。

 

植物を育てて、二酸化炭素を吸収させることが、気温低下への唯一の手段です。

 

 多くの人が「SDGs」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。しかし、中身について詳しく知っている方は多くないかもしれません。このSDGsの中に、“気候変動から地球を守るために、今すぐ行動を起こそう”という13番目の目標があります。私達が気候変動のために起こせる行動は、植物を育てて二酸化炭素を吸収させることくらいです。例えば、ガソリン1Lが使用されると、二酸化炭素が約2.3kg位発生します。これを吸収させるためには、森や林の樹木が良いのですが、個人で森林を作ることはできません。個人では、野菜や花を園芸栽培することが、精一杯でしょう。しかし、それでも何もやらないよりは、ずっと良いと思います。育てた植物分だけ、大気中の二酸化炭素を除去できたわけですから。

 

ウズラさんのエサになる作物を育ててみるのはいかがでしょうか?

 

 花やミニトマトなど、人気の作物を育てることも良いのですが、ここは1つ、ウズラさん達のエサになる作物を育ててみることはいかがでしょうか?例えば、麻の実は非常に栄養価も高く、嗜好性が高いエサです。また、粟は穂ごと与えることができるため、そのまま与えることができます。植物の実を突いて食べるというウズラさん達本来の姿を楽しむことができます。一般の園芸店に穀物のタネは販売されていません。農協などで購入できますが、10kgや100kgの単位なので、一般の人が購入することは難しいです。ただ粟や麻は、鳥のエサとして販売されているものを撒けば、芽が出て育てることができます。また、「ペットの草」として販売されている植物は、エン麦という麦の一種で、鳥のエサになります。エン麦はオーツ麦とも呼ばれていて、人が食べても美味しい麦です。一度試してみませんか?

 

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