水中ドローンのレンタルについて
- Hideki Kobayashi
- 6月17日
- 読了時間: 3分
当社では、水中ドローンのレンタルも行っております。水中ドローンは、水中を観察するドローンです。空中を飛ぶ飛行型ドローンは、空撮や農薬散布に利用されていて、一般の人にも良く知られています。空撮はテレビ番組でも利用されているので、空撮動画を見たことがある方は多いでしょう。また、物流に利用する試みも行われています。最たるものは、大阪万博で試乗が行われている空飛ぶ車です。ただ、飛行型ドローンは非常に大きな騒音を出します。一度でも飛行型ドローンを操縦したことがある方や飛行型ドローンが飛ぶところを見た方は、その大きな騒音に驚いたことでしょう。

水中ドローンは、水中観察のために利用されます。
水中ドローンは、基本的に水中観察のために利用します。海底や湖底を観察し、地形や生物の調査が、水中ドローンの主な使用目的です。その利用範囲は、漁業、インフラ調査、学術、リクリエーション等です。漁業では、最近進行している磯焼け被害の調査、魚種の観察、浅海の水深マッピングなどに利用されます。インフラ調査では、ダムや防波堤の壁面調査や船底観察、橋脚の調査などに使用されます。学術面では、海や湖の生物の観察や湖底や海底の堆積物の採取、海洋観測機器の観察などで利用されてきました。海や湖の観察は、釣りをする方や小中学生の自然観察などで水中ドローンが利用されます。
水中ドローンは3機種用意しております。
水中ドローンは、PowerRay, CCROV, FIFISH V6の3機種です。一番性能が良く、色々なメンテナンスが容易な機種は、FIFISH V6です。水深や温度表示のみならず、水中ドローン本体の向きも表示してくれるので、陸上では見えない水中ドローン本体がどこに向かっているのか、知らせてくれます。水深も100mまで潜航可能で、ケーブルも100m分あります。PowerRayはリクリエーションに最適です。ケーブルも30mなので、使用後の片付けも楽です。「ちょっと海や湖の中を見てみよう」と気軽に使用できる機種です。CCROVも水深100mまで潜航できる機種です。操作はFIFISH V6と同等やそれ以上に容易です。こちらの機種は非常に小型なので、水路など狭いところでも利用できます。
それぞれ特徴のある機種なので、ご利用の際は最適機種をお選びください。選択にお迷いでしたら、お問合せ下さい。水中ドローン制御用にiPad miniを用意しておりますが、Wi-Fiモデルです。動画の保存は可能ですが、リアルタイム配信などはできません。YouTubeの配信などに利用する場合、普段利用されているiPad miniをご用意ください。
水中ドローンレンタル用URLとこちらのホームページを統合しました。
以前、水中ドローンのレンタルは専用のホームページ(https://www.uw-drone.com)で行っていました。2つホームページがあっても、あまり利点が無いので、こちらのホームページに統合しました。水中ドローンのレンタルをご希望の方は、メール(08shizen@gmail.com)にてお問い合わせください。
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