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減り続ける野生のウズラ

 昔から日本の農村、山野に野鳥としてのウズラが生息していました。古事記や万葉集にも、ウズラを詠んだ句があり、人々の生活に密着した存在だったことがわかります。例えば、

万葉集第八巻1558の句は、

「鶉鳴く古りにし里の秋萩を思ふ人どち相見つるかも」

(うずらが鳴く古里の秋萩を懐かしい友と一緒に見ることができましたね。)


とありました。また、江戸時代では野生のウズラを捕まえてきて、鶉籠で飼育を行っていました。「鶉合わせ」という催し物では、自分が飼育しているウズラを持ち寄り、鳴き声を競わせて、楽しんでいました。しかし、現代では野生のウズラを見る機会が、極端に減ってきました。


並ウズラのヒナ
並ウズラのヒナ

現在では野生のウズラは狩猟対象ではありません。


 以前、ウズラは狩猟対象でした。ジビエ料理の素材として重宝されていました。しかし、ウズラの生息数激減のため、環境省は2013年にウズラを狩猟鳥から外し、今後は特に保護が必要な「希少鳥獣」としました。実際、狩猟数は1980年度前後には年間4万羽を超えていましたが、2006年度には500羽程度にまで減っていました。この統計を見ると、野生のウズラの減少は、実はここ30年位で起きていたことがわかります。ちょうど、特定外来種アライグマが日本各地で目撃され、増加しつつある時期と重なります。アライグマは雑食性で、ウズラ程度の大きさなら、襲って食べてしまいます。野生のウズラが減少した一因には、アライグマやハクビシンなどの外来種による食害や木の実などの餌の獲得競争に負けたことでしょう。時々、「コリンウズラが野生ウズラの生息地を脅かす」などという記述がネット上に散見されます。しかし、コリンウズラの数は少なく、ウズラとほぼ同じ大きさと挙動を示すので、外来種にとっては格好のエサでしょう。


野生のウズラの情報が求められています。


 日本野鳥の会だけでなく、麻布大学や日本鳥学会も野生のウズラを探しています。現在、野生のウズラは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に分類されています。絶滅危惧Ⅱ類(VU)は、絶滅の危険が増大している種です。現在、生息している地域はかなり限られているようです。日本鳥学会によると、北海道の一部で生息が確認されています。また、日本野鳥の会では、青森県三沢市の仏沼で野生のウズラの鳴き声を確認しています。皆さんも、もし野生のウズラを見かけたら、是非麻布大学等のウェブサイトにてご報告ください。なお、ウズラ自体は家禽として多数飼育されています。家禽としてのウズラは、元々は野生のウズラです。しかし家禽ウズラは、卵生産用に改良されています。そのため、家禽ウズラを野山に放っても、生長や繁殖できないかもしれません。


現在、サマーセール第二弾中です。


 当社では、現在サマーセールを実施しております。通常、ヒメウズラ・コリンウズラの卵は5個で発送しています。サマーセール第二弾では一つ追加して、6個となっております。ペットとしてのウズラはとても可愛い仕草を見せてくれます。是非飼育をお考え下さい。もちろん、卵の数については、ご要望にお応えします。是非お問合せ下さい。




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