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白コリンウズラのペアが産卵を開始しました。


コリンウズラの卵
コリンウズラの卵

 春の訪れと共に、ボ・ブ・ホワイト!の声が高らかに響いてきました。コリンウズラの産卵時期となり、にわかにケージが賑やかになっています。現在、白コリンウズラのペアが産卵を開始しました。有精卵のチェックを行った所、全て有精卵でした。卵の検証も終わりましたので、白コリンウズラの有精卵販売を開始しました。

コリンウズラ有精卵の孵化時の注意点


 ヒメウズラや並ウズラの孵化は上手くできるけど、コリンウズラの孵化は上手くできない方も多いと思います。今回、コリンウズラの有精卵を孵化しようとお考え方に、いくつか注意点をお伝えしたいと思います。コリンウズラは、アメリカ原産の鳥なので、アメリカで人工的に孵化が積極的に行われています。特別な機器が使われている研究所だけでなく、市販の孵卵器を使っているコリンウズラ愛好家の方たちも孵化を行っています。アメリカの愛好家の中でも、孵化が全くできなかったという人も意外に多いみたいです。その時に指摘されていた問題点について、取り上げたいと思います。


コリンウズラの孵化は、湿度が鍵です。


 ヒメウズラや並ウズラ、ニワトリの孵化を行う際、温度に気を付ける方がほとんどだと思います。湿度は、水入れに水が入っていれば良い、という程度に考えている方も多いのではないでしょうか。確かにヒメウズラや並ウズラ、ニワトリでは、孵化の時に湿度にあまり気を使いません。湿度を調節しなくても、孵化率に大きく影響しないことが理由です。しかし、コリンウズラの場合、孵化の初期段階では湿度を低めにします。もし湿度計を入れているなら、45-50%程度になるように水を入れてください。湿度が50%を超えると、著しく孵化率が下がります。湿度を低く設定することは、少し不安です。しかし、湿度を高く設定した愛好家は、全ての卵で孵化が始まらなかったそうです。中には、最初の一日は水を入れないという愛好家もいましたが、さすがに極端な例だと思います。季節にもよりますが、日本はアメリカより湿度が高い日が多いので、気を付けたいところです。大体1週間を超えた時から湿度を上げていきましょう。


孵化中の温度変化に敏感です。


 コリンウズラの孵化は、38-39℃が良いとされています。この温度は、他の鳥たちとあまり変わりません。注意する点は、温度変化が孵化率に影響するという点です。特に温度が下がった場合、孵化が途中で止まる停止卵(中断卵)になる確率が高くなります。以前、孵化中に6時間ほど停電して孵化器が停止したことがありました。ガスで沸かした温水をペットボトルに入れて何とか温度低下を阻止しようと努力しましたが、やはり温度は低下してしまいました。停電後も、そのまま数日間孵化を続けました。一緒に孵化を行っていたヒメウズラはほとんど孵化しました。一方、コリンウズラは10個中1個しか孵化しませんでした。停電と言うトラブルではなくても、孵化中の検卵も手際よく行う必要があります。時々、卵の検卵の様子を時間経過で撮影している写真が、Web上で散見されます。おそらくですが、研究機関が卵を撮影できる孵卵器を製作して、撮影したのでしょう。一般の人が同様の事を行うと、かなり高い確率で停止卵となってしまいます。気を付けましょう。


最後の2日間の温度は37.5-38℃が良いとされています。


コリンウズラの卵の孵化は、平均23日必要です。最後の2日間は温度を少し下げた方が良いとされています。明確な理由は挙げられていませんでしたが、多分卵の中ではほとんどヒナになっているため、高い温度だと体力消費が大きいからだと予想されます。最後の殻割に必要な体力を保つためでしょう。時々、殻を割れずに力尽きてしまう個体が出てくる方は、最後の温度を少し低くしてあげて下さい。


現在は白コリンウズラの有精卵ですが、白だけが生まれてくるわけではありません。白個体が多いのは事実ですが、薄い色のコリンウズラも生まれてくることがあります。コリンウズラは可愛い鳥なので、是非飼育してみて下さい。ただし、春から夏にかけてオスが大きな声で鳴くことがあります。環境によってはあまり多くの個体は飼育できないかもしれません。ご注意ください。


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