先日、お客様から嬉しいご報告を頂きました。当社からコリンウズラの卵をご購入いただき、孵化したコリンウズラが、無事若鳥まで成長したとのご報告でした。孵化してから大体3-4カ月くらいです。オスとメスが両方生まれました。写真1枚目と2枚目がオスのコリンウズラです。コリンウズラもヒメウズラもウズラ類のヒナは、皆メスのような姿をしています。成長するにしたがって、オスはオスの特徴を示します。顔の白いラインがオスの特徴です。お客様のコリンウズラは、胸の模様がとても綺麗で、非常に美しい個体です。きっと大切に育てられているからでしょう。
次の写真3枚目と4枚目はメスの個体です。茶色の毛並みと茶色の顔が特徴です。コリンウズラのメスは、人に良く懐きます。沢山構ってあげると、それだけ仲良くなれるでしょう。また、あまり鳴かず、静かな鳥なので飼育しやすく、ペットとして最適でしょう。ただ、卵詰まりなど、病気になることもあります。また、卵を産むのでオスよりも短命です。オスは5-7年生きますが、メスは2-4年程度が寿命となることが多いです。卵を産む頻度が少なければ、それだけ長寿になります。
コリンウズラが鳴くのは、繁殖期だけです。
コリンウズラは、その鳴き声から「Bob White(ボブホワイト)」と呼ばれています。原産地であるアメリカでは、コリンウズラの事を「Bob White Quail」と呼ぶことも多いです。「ボブホワイト」と鳴くのは、オスの個体のみで、メスが鳴くことはほとんどありません。ただオスの鳴き声は非常に大きく、住宅街で飼育している場合は何か対策しないと近所からクレームが来るかもしれません。特に朝方と夕方に良く鳴くので、朝と夕方だけカバーをすると良いでしょう。しかし、コリンウズラはいつも鳴くわけではなく、3月から7月位までです。繁殖期の前期で、オスがペアとなるメスにアピールするために鳴きます。メスもオスの真似をして鳴くこともありますが、可愛い鳴き声なので癒されます。また、繁殖期になると、オスのコリンウズラは非常に攻撃的になるので、水交換や給餌をするとき、くちばしで突いて来ることもあります。注意しましょう。
今期のコリンウズラの有精卵販売は終了しました。
今年も11月も半ばを過ぎ、コリンウズラ達の繁殖期も終了しました。私達のコリンウズラの産卵も終わり、有精卵の販売を終了します。例年、コリンウズラの産卵は3月位から始まります。コリンウズラの産卵が開始した時、またブログでご報告します。コリンウズラの飼育をお考えの方は、来年までお待ちください。
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