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豊橋市のメーカーが開発したウズラの卵の新製品

執筆者の写真: Hideki KobayashiHideki Kobayashi

 ウズラの卵は栄養価も高く、食べやすい食品です。子供にとっても、おかずの一品として人気です。残念ながら、2024年2月、給食で出たウズラの卵を喉に詰まらせて小学生男児が死亡する事故が起きました。ウズラの卵はおでんの一品だったそうです。当時、担任の教師が背中を叩いて、吐き出させようとしましたが、成功しませんでした。その結果、不幸な事故となりました。食品を喉に詰まらせる事故は、ウズラの卵に限ったことではありません。過去にコンニャクゼリーやプチトマトを喉に詰まらせて、死亡する事故も起きています。コンニャクゼリーは「クラッシュタイプ」などの新製品を販売して、喉に詰まる不安を解消しました。喉に詰まらないタイプの新製品の開発が望まれますが、そもそもウズラの卵は串に刺した「ウズラの卵フライ」という製品があります。串に刺して、フライとなったウズラの卵なら、喉に詰まらせる危険性は低いでしょう。ただ、「ウズラの卵は危険」という印象がぬぐい切れないことが残念です。実際に給食向けウズラの卵の出荷量は、前年比30%減とのことです。

うずらの卵は美味しいですよね。特に燻製は大好物です。
うずらの卵は美味しいですよね。特に燻製は大好物です。

愛知県豊橋市のマルシェでウズラの卵関連の新製品が出品されます。

 

 愛知県ではウズラの卵の全国シェア70%を占めています。そして、特に豊橋市では、愛知県の70-80%のウズラの卵を生産しています。ウズラの卵の出荷量減少を受けて、新製品の開発が望まれました。そこで愛知県は、事業者と学生が共同開発する事業を進め、食品メーカー「天狗缶詰」と愛知大学の豊橋キャンパスに通う大学生が商品開発を行いました。開発された製品は、ウズラの卵を甘いミルク味に味付けして、まろやかな味わいにした「みるくうずら」と、ウズラの卵を細かくつぶしてコーンポタージュ風味に仕立て、パンなどに塗って食べるスプレッド「うずタル コンポタ風味」です。2つともとても魅力的な製品ですね。天狗缶詰は、これまで業務用に出荷していた会社なので、小売り用商品開発はパッケージも含めて時間がかかったようです。

 

ウズラの卵の新製品は、1月26日(日曜日)にお披露目されるそうです。

 

 今回ご紹介したウズラの卵の新製品は、「東三河の特産品を使った新商品おひろめマルシェ」で出品されるそうです。場所は豊橋駅東口徒歩6分、豊鉄バス「駅前大通・まちなか図書館徒歩1分」emCAMPUS(エムキャンパス) 、FOOD レストランFOREST(フォレスト)&ピロティで開催されます。午前10時から15時までの開催ですが、売り切れることもあるそうです。小さなマルシェですが、他にもウズラの卵を使った新感覚スィーツなどもあるそうです。ご興味のある方は、是非行ってみて下さい。

 



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