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執筆者の写真Hideki Kobayashi

ヒメウズラの卵の色と孵化について

更新日:2023年4月7日


 ヒメウズラは色々な色の卵を産みます。青色から黄土色、白色などが主な卵の色です。このような色の違いは、卵の何に由来するのでしょうか?色が違うと孵化に影響はあるのでしょうか?


青色の卵は殻が薄い場合が多いです。


 青色の卵はとても綺麗ですが、殻が薄い場合がほとんどです。青色が濃くなればなるほど、より殻が薄くなります。殻が薄いので、取り扱いを少し慎重にすることをお勧めします。殻が薄いと良いこともあります。ヒメウズラの卵を孵化する場合、最後に殻を割ってヒナが出てきます。その際、殻を割ることが出来ずヒナが出てこられない場合もあります。その場合、残念ながらヒナは死んでしまいます。自然界なら親鳥が上手に殻を割って、ヒナが出てくる手助けをします。人工的な孵化の場合、気が付かない時や深夜に孵化が始まり、手遅れになることがあります。殻が薄ければ、ヒナが出てくるときに事故も回避できます。


黄土色の卵は、一般的なヒメウズラの卵です。


 多くのヒメウズラの卵は、色の濃い薄いはありますが、黄土色です。これは、ほとんどの場合、ヒメウズラの餌の色に由来します。親鳥の色は関係ありません。当社がお送りするヒメウズラの卵も、ほとんどの場合黄土色です。卵の丈夫さは折り紙付きですが、弱いヒナの場合、殻を割って出てこられない場合もあります。注意しましょう。


白系卵は、卵が乾燥している場合があります。


 白色の卵は、ボレー粉などでカルシウムが補強された餌を与えた場合、生まれることがあります。しかし、それ以上に卵が乾燥しつつある場合が多いです。あまり良い兆候ではないので、できるだけ早く湿らしましょう。この時、水道水で洗ったり、漬けたりしてはいけません。水で濡らしたティッシュペーパーで卵を拭きましょう。乾燥した状態が続くと、卵の中で胚の一部が卵殻膜にくっついてしまい、奇形のヒナが生まれる可能性があります。十分に注意しましょう。


ヒメウズラの卵の殻でアートを作りましょう。


 ヒメウズラの卵の殻は色とりどりです。そのまま、自然素材としてアートに利用できます。また、小鳥のオブジェやジオラマに利用すれば、巣の卵を見守る親鳥みたいな構図も作れます。ヒメウズラの卵の殻は非常に軽く丈夫なため、アクセサリー素材としても使えます。宝石のような煌びやかさはありませんが、自然で落ち着いた雰囲気のあるアクセサリーとなるでしょう。当社では、色や大きさについてできるだけご要望に応じたいと考えております。残念ながら、天然の物なので、ご要望に沿うことが出来ない場合があります。ご了承ください。




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