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ウズラの絵本

 動物は擬人化することで、絵本の良い題材になります。鳥の場合、「小鳥」という分類で多くの絵本が出版されています。個別の鳥ではスズメやニワトリ、アヒル、カラスなどが多く絵本の主役に取り上げられています。古くは「カラスのパン屋さん」という絵本が有名でした。最近では、あざと可愛いシマエナガの絵本が多数出版されているようです。やはり、身近な鳥や有名な鳥が、絵本では主役になるのでしょう。

うずらのロバートは絵本ではありませんが、良い図書です。
うずらのロバートは絵本ではありませんが、良い図書です。

 ウズラも少数ですが、絵本に取り上げられています。一番有名な絵本は「うずらちゃんのかくれんぼ」でしょう。「うずらちゃんのかくれんぼ」は、福音館書店が出版している幼児向けの絵本です。令和天皇の徳仁様のご子息、愛子内親王様が幼い時にこの絵本を読み聞かせされているシーンが報道されました。その時、ブレイクして有名になりました。実は「うずらちゃんのかくれんぼ」の続編に「うずらちゃんのたからもの」もあります。うずらちゃんシリーズではありませんが、同じ作者の「ピーのおはなし」という子犬の絵本も人気があるようです。

 

海外でもウズラは絵本の主役になっています。

 

 ウズラの絵本は、日本だけでなく海外でも作られています。ただ、描かれているウズラが、国や地方によって少し違います。例えば、「Quincy the Quail Saves a Life」という絵本に出てくるウズラはズアカカンムリウズラです。また、「Quincy the Quail Finds a Family: A Children’s Picture Book About Belonging, Chosen Family, and the Power of Kindness」という絵本では、「カリフォルニアカンムリウズラ」が主人公です。どちらも頭部に「カンムリ」を付けているので、日本では見かけないウズラです。カンムリウズラは、アメリカでは愛されているのですね。コリンウズラの絵本もあるのかもしれませんが、あまり見かけませんでした。コリンウズラの本は「うずらのロバート」など、少し年齢高めの小中学生向けとなっています。また、学校でコリンウズラの孵化について指導する「Quail Tales: Raising Bobwhite Quails in the Classroom」という本もあります。学校でコリンウズラを孵化させる教育的な効果やトラブルへの対処法などが描かれています。実はイラストが結構綺麗で、中々良い本です。


 日本では、鳥の卵の孵化実験は難しいのかもしれませんが、生命の神秘を垣間見る良い機会と思います。ただ、並ウズラやコリンウズラの場合、孵化した後のヒナを誰が引き取るのか?で問題になりそうです。でもヒメウズラなら、生徒の中に飼育希望者が居そうですね。教育の一環として、ヒメウズラの孵化実験を行ってみませんか?ご検討ください。

 

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