ヒメウズラは個性豊かな鳥です。
ヒメウズラの動画やお話がインターネット上に数多くアップロードされています。それを見て、何となく飼育してみたいと思う方もいるでしょう。しかし、動画のアップロードサイト等にアップロードされているヒメウズラの姿は、必ずしもヒメウズラ一般の姿ではありません。ヒメウズラは非常に個性豊かな鳥で、一羽一羽性格が違います。人に懐きやすい個体や好奇心が強い個体、臆病な個体など、様々です。SNSやYouTubeで散見される人に懐くヒメウズラは、非常に珍しい個体です。人に懐きにくいヒメウズラが、懐くと非常に嬉しく、楽しいヒメウズラライフが送れることでしょう。しかし、人に慣れなかったとしても、ヒメウズラは見ているだけで非常に楽しい鳥です。ヒメウズラの自然の姿は、人にとって不思議で興味深い行動を魅せてくれます。今回は、ヒメウズラの不思議な行動をご紹介したいと思います。

飼育ケージを右へ左へウロウロ
ヒメウズラを飼育ケージで飼育していると、時折飼育ケージの壁に沿って左右にウロウロしています。ヒメウズラの興味を引く物は無いのですが、右へ歩いては「ニョキ!」っと首を伸ばし、今度は左へ歩いてまた「ニョキ!」っと首を伸ばします。これを繰り返して、左右にウロウロと、他に興味が出るまで続けます。一羽でも楽しいのですが、二羽三羽が一緒になって右へ左へウロウロしている姿は、非常に楽しいです。なぜ、そのような行動を取るのか、全くわかりません。ひよっとしたら、ヒメウズラには人に見えない何かが見えているのかもしれませんね。
集まるヒメウズラ達
複数ヒメウズラを飼育していると、時々ヒメウズラ達が集まっていることがあります。特に夜になると、集まる頻度が高くなります。実は集まり方も様々で、いつも違った集合状態になっています。一列に横並びして体を寄せ合っている時もあれば、一列だけど頭の向きが交互になって体を寄せ合っている時があります。または、お尻だけくっつけ合って、放射状に集合している時もあります。ヨーロッパではこの放射状の並びを「ウズラの星」と呼ぶそうです。紅スズメなどのフィンチも体を寄せ合っていることがありますが、多くは止まり木の上で一列となっています。地面を歩く鳥ならではの集合状態は、本当に興味深いです。朝、ヒメウズラのケージを覗くとき、「今日はどんな状態で集まっているのかな?」と楽しみでもあります。
ヒメウズラは、飛翔する鳥とは異なる可愛さがあります。その小さな姿だけでなく、行動もとても面白い鳥です。ただ、初めてヒメウズラを飼育する場合、二羽のツガイで飼育する環境が一番良いと思います。ヒメウズラは一夫一妻制が強く、ツガイにならなかった個体へ激しい攻撃を加えます。また、ツガイを二組以上飼育する場合、お互いにけん制し合って、オス達が大きな雄叫びを挙げます。静かに楽しいヒメウズラライフを送るために、最初は二羽から飼育することをお勧めします。




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