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ヒメウズラの健康チェックのため、体重測定をしましょう。

 ヒメウズラを始め小鳥類は、体調が悪くてもあまり不調な様子を見せてくれません。自然界では、不調な様子の小動物から捕食者に狙われるため、不調であっても普段と何ら変わらない様子で過ごしています。そして、ある日突然死んでしまい、「何で!?」と驚くこともあります。インコ等でも同様です。鳥が死ぬことを「落ちる」と表現することもありますが、昨日まで普段と変わらず止まり木が留まっていたセキセイインコが、今日は落ちて硬直していた、という話も珍しくありません。このような鳥類の健康チェックは難しく、獣医さんでもない限り、詳細な健康状態を見極めるのは困難でしょう。


体重測定は、健康管理の第一歩です。
体重測定は、健康管理の第一歩です。

 

飼い主ができる健康チェックは、体重測定です。

 

 ヒメウズラやウズラは、体調が悪くなるとエサの消費量が減ることがあります。エサの消費量は、エサ入れのエサ減少量では推し量れません。エサを食べずにエサを散らかしているウズラやヒメウズラは、結構います。体調の悪いウズラやヒメウズラは、エサを食べずに散らかしているだけ、ということもあります。その結果、体重が減少してしまうことがあります。鳥類の場合、羽毛で覆われているので、痩せても外見からはわかりにくいと思います。ウズラ類は、時々体重測定をして、健康チェックをしましょう。ヒメウズラの場合、オスなら40-50g、メスなら50-60gが標準体重です。標準体重より軽い場合は、何らかの体調不良が疑われます。隔離して様子を見た方が良いでしょう。標準体重より重い場合も安心できません。メスの場合、卵詰まりなどが疑われます。また、単に肥満も考えられますが、肥満になった場合の健康リスクは人間以上です。内臓系の病気になると、薬も無いので、重篤な状態になる可能性もあります。

 

ヒメウズラの1日摂取カロリーは、約2.8から4.2キロカロリーと推算できます。

 

 ヒメウズラやウズラの体重管理をする場合、日々のエサのカロリーを管理することが一番です。もっとも、ヒメウズラやウズラが1日に摂取すべきカロリーは、知られていません。鳥類の摂取カロリーはニワトリで良く研究されています。ニワトリは家禽として健康的に飼育する上で、エサなどが良く調べられています。ウズラ類も同じキジ科の鳥で、飼育環境も酷似しています。そこで、ニワトリの1日の摂取カロリーを参考に、ヒメウズラやウズラについて1日の摂取カロリーを計算してみました。


 ニワトリの体重が2kgの時、最低限必要なエネルギーは1日142キロカロリーと言われています。一方で、ニワトリが食べるエサの量は、1日当たり約100gとされています。ニワトリのエサは、100g当たり240-300キロカロリーです。つまり、エサから摂取するカロリーは、最低限必要なカロリーの約2倍ということになります。ヒメウズラの平均体重は40-60gなので、1羽が最低限必要なカロリーは1日当たり約2.8から4.2キロカロリーとなります。またウズラの場合、平均体重が140gなので、1日当たり約10キロカロリーを最低限摂取する必要があります。


当社ウズラ類用エサをご利用下さい。

 

 当社販売のウズラ類用エサは100g当たり270キロカロリーと算出しております。計算上では、ヒメウズラの場合1日当たり2-3gのエサを摂れば良いと計算できます。もちろん、計算上のことなので、実際にはもっと多く食べています。また、エサを食べずに散らかすこともあります。そこで、当社では1日当たりの給餌量はヒメウズラ1羽当たり10gと計算しております。ウズラの場合、ヒメウズラの体重の約3倍なので、1日当たり6-9gのエサを食べ、給餌量は約30gとなるでしょう。ウズラ類は、頻繁に卵を産むように育種されています。そのため、メスのほうがより多くの摂取カロリーを必要として、摂餌量も増えます。飼育しているウズラ、ヒメウズラのオスメスを考えながら、給餌しましょう。


クリスマスセールを実施しています。


12月1日から25日までにヒメウズラ孵化用卵5個に1個追加して、計6個で発送させていただきます。ヒメウズラの孵化をお考えの方は、この機会にお求めください。

 

ヒメウズラの孵化用卵5個
From¥220.00¥650.00
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ウズラ類のエサ(300g)1個
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