以前、コリンウズラの卵を孵化したお客様から、非常に良く慣れた個体のご報告を頂きました。人慣れしたコリンウズラは、手のひらに乗ったり、呼ぶと寄ってきたりと、手乗りインコのような振る舞いをしていました。基本的にウズラ類はあまり人慣れしない鳥です。それでも、時々コリンウズラや並ウズラの中から、人慣れする個体が出現するようです。並ウズラやコリンウズラは比較的大型で、人をあまり恐れないので人慣れする個体も出現確率が高いようです。当社でも、孵化チェックで生まれたコリンウズラが非常に人馴れしました。あまり人馴れしてしまうと、他のコリンウズラと仲良くなってくれないので、ほどほどに構ってあげています。慣れない鳥が慣れると、慣れて当たり前の犬、猫、インコ類とは、一味違う楽しみを感じます。「どこまで構ってあげれば良いのかな」とか「肩に乗せて、どこまで歩けるかな」とか、色々想像が広がります。
人馴れしたヒメウズラのご報告を頂きました。
今回、ご報告を頂いたお客様の個体は、ヒメウズラでした。ヒメウズラは、並ウズラやコリンウズラと比べると、体が小さく小鳥の類に入ります。だから、非常に小心者で人を凄く怖がります。そんなヒメウズラが人馴れすることは、非常に稀なケースでしょう。今回のお客様のご報告では、ヒメウズラも人馴れして、手乗りとなり、呼ぶと寄って来るようになった、とのころでした。ヒメウズラが人馴れする例は非常に稀ですが、決して人馴れしない鳥では無いようです。小さいヒメウズラが懐く様子は、きっと可愛いでしょうね。
特に人馴れするウズラ類は、メスが多いみたいです。
ご報告を頂いた人馴れヒメウズラは、卵を産んだそうなので、メスでした。以前、ご報告を頂いた人馴れコリンウズラもメスでした。また、当社の人馴れコリンウズラもメスでした。結果として、人馴れするウズラ類はメスがほとんどです。また、コリンウズラとの生活を描いた本「うずらのロバート」に出てくる人馴れコリンウズラもメスでした。ウズラ類のオスは、結構気が強く縄張り意識も強いので、あまり人馴れしないのかもしれません。ウズラ類に限らず、ペット用に開発されたニワトリ「プチコッコ」もメスです。ただ、ヒナの間はオスメスの区別が出来ません。生まれたヒメウズラ・コリンウズラを人馴れさせたい方は、産まれた時から、積極的に構ってあげることが必要だと思います。人馴れする個体は、ヒナの時から、手に積極的に触れてきます。また、あまり多くのヒナが産まれて一緒にいると、他のヒナと同調して手を怯えてくるようになります。1ケージ1-3羽くらいで飼育することをお勧めします。
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