水中ドローンを使って素晴らしい海中映像を撮影するためのポイント
- Hideki Kobayashi

- 3月25日
- 読了時間: 3分
水中ドローンを使って、美しい水中映像の撮影をお考えの方も多いと思います。水中ドローンを操縦している時、水中の映像は常に映し出されています。水中ドローンを操縦する際に見ている映像は、綺麗や面白いという魅せる映像ではありません。地形把握や水流の把握など、安全に操縦するために映像を見ています。そのため、水中ドローンを操縦しながら録画しても、他人が見て面白い映像にはなりません。水中ドローンを操縦しながら録画した動画は、他人が見た場合、乗り物酔いにも似た不快な印象を感じることでしょう。今回は水中ドローンを使った水中動画を撮影する際、基本的な注意点を挙げていきたいと思います。

濁りが多い場合、ライトは消しましょう。
港湾内など流れが淀んでいる所や浅い湖など、濁りが多い水域があります。濁りの正体はプランクトンや枯れた水草などが朽ちた物、そして底に溜まったヘドロなどの沈殿物が舞い上がった物です。これら濁りの多い場所では、水中ドローンの操縦は推奨されていません。視界が悪く、障害物、船底や防波堤の壁への衝突などの事故の危険性が高いことが理由です。それでも、船舶の撮影や堤防の側壁検査など、水中ドローンを利用して撮影する場合、いくつか注意点があります。夜間以外では、水中ドローンのヘッドライトを消して操作しましょう。濁りにライトが当たると、ホワイトアウトしてしまい、何が映っているのかわかりません。夜間でも、あまりに濁りが濃い場合、ヘッドライトの光量を落として撮影しましょう。
撮影の基本は「水中ドローンの静止」です。
多くの水中動画は、ダイバーさんが水中カメラで撮影した物です。その動画を見てみると、ほとんど構図は変わりません。撮影対象(被写体)に対して、カメラは動かさずに撮影しているからです。これは水中ドローンでも同様に撮影する必要があります。撮影したい被写体が見つかった場合、水中ドローンを静止してじっくりと時間をかけて撮影しましょう。最初の内は、水流が速い所での撮影は避けた方が良いです。でも操縦に慣れれば、水中ドローンの位置や姿勢を保つ操縦ができるようになります。少し長めに撮影しておくと、後の編集で良い動画を切り出せます。
移動しながら撮影する場合、低速でゆっくりと撮影しましょう。
水中ドローンで移動しながら海底や湖底を撮影する場合、低速で移動することをお勧めします。高速で移動しながら撮影した映像は、全体的に揺れた映像になります。底部近くの移動では、景色が高速で後方に流れて、何が映っているのか、わかりません。鯨観図のように少し上から底部を眺める構図でも、高速で移動すると露光不足のため、構図の周辺部がぼやけてしまいます。また、後からスロー再生を行っても、映像自体がぼやけているため、良い映像にはなりません。動画から静止画を切り出しても、ぼやけた静止画となります。
急な回転や方向転換は、厳禁です。方向転換が多い映像は、見るに堪えない映像となるでしょう。映像撮影時、方向転換する必要がある場合は、ゆっくりと進みながら方向転換することを推奨します。例え観賞用ではなく記録映像を撮影する場合でも、水中ドローンは低速または静止状態で撮影することをお勧めします。
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