top of page
検索

全体の漁獲高が減少している中で、健闘しているマイワシ

4 日前
読了時間: 3分

 地球温暖化の影響により海水温が上昇し、海洋環境が劇的に変化しました。その結果、多くの魚介類の漁獲高が減少しました。魚屋やスーパーの魚売り場に並んでいる魚介類を見てみれば、そのほとんどが「養殖」であることが分かるでしょう。売り場に並んでいる天然の魚介類の割合は、かなり減少しています。中でもサケやサンマ、イカ、タコなど、価格が非常に高くなっています。水産庁の予報によると、今年のサンマは去年の漁獲高を下回るそうです。2025年度のサンマ漁獲高は、最近では珍しく前年度の1.7倍と増加しました。残念ながら、この増加傾向は1年限りのようです。

 

新鮮なイワシは本当に美味しいですよね。
新鮮なイワシは本当に美味しいですよね。

マイワシの漁獲高は復活しています。

 

 様々な魚介類の漁獲高が減少している中、マイワシは漁獲高が復活した貴重な例です。1980年代は年間250万トンを超える漁獲高でした。1990年代に入ると急減し、2000年代は2万5千トンから3万トンで推移しました。約1%まで減少したことになります。2010年代に入ると増加傾向に転じ、2019年以降、50万~60万トン前後で推移しています。2025年度の漁獲高は55.9万トンでした。ただ、2026年以降は卵の数から、減少することが予想されています。

 

マイワシの増加がサンマを減少させた?

 

 マイワシの漁獲高の増加が、サンマの漁獲高の減少に繋がったという説があります。マイワシがエサのプランクトンを食べきってしまい、サンマが日本近海へ来なくなったという説です。地球温暖化による海水温の上昇により、日本近海のプランクトンが減少しています。魚介類によるエサの取り合いになっているそうです。1900年代なら、海水温が上昇しつつも、プランクトンにまで影響は無かったそうです。現在はエサとなるプランクトンが著しく減少していることは事実ですが、サンマの不良はマイワシの影響ではなく、海水温の上昇による回遊域の変化、中国・台湾による漁業が主な原因となっているようです。中国と台湾の漁船が、日本近海に回遊する前にサンマを捕ってしまうことが大きな影響を与えるようです。以前なら、サンマは日本人が主に食べる魚でした。しかし、昨今の日本食ブームから、台湾や中国でもサンマを食べるようになったそうです。中国語でもサンマは「秋刀魚」と書きます。日本語がそのまま使用されていて、昔は中国に出回っていなかったようです。

 

地球温暖化の影響は海の中を見てみないと分かりません。

 

 海を海上から眺めてみても、陸上から眺めてみても、今も昔も変わらないよう見えます。しかし、プランクトンや魚類の分布など、海の中では大きな変化が起きています。実際に何が起きているのか、海の中を観察してみませんか?当社では、水中ドローンFIFISHv6を格安でレンタルしております。是非、ご利用ください。ご質問やお問い合わせはメールにてお願いいたします。

 

 
 
 

コメント


(合)自然環境活用開発
〒259-0201神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴570-11
営業時間:午前9時から午後6時
+139,154
bottom of page