top of page
検索

海藻が全くない逗子海岸近辺

10月9日
読了時間: 3分

 逗子海岸東側に位置している鐙摺(あぶずり)港付近に行ってきました。神奈川県の逗子海岸は三浦半島の西側に位置し、相模湾に面しています。その近くの鐙摺港は、釣り船の母港であり、船釣りや海岸での釣りなど釣り人にとって魅力的な港です。実際、海岸から魚影を見かけることがありました。そこで、水中の動画を撮影したのですが、海底には生物がいません。場所によってはウニの仲間であるガンガゼが居ましたが、浅瀬にいるべきカニやエビ、ヨコエビ、フナムシなど全く居ませんでした。そして、写真から分かるように海藻が全くありませんでした。

 

海藻が全く無い海底、さながら砂漠です。
海藻が全く無い海底、さながら砂漠です。

空しい「滑るので注意しましょう」という看板

 

 海岸や岸辺が滑りやすくなる原因は、海岸や岸辺の岩や石に海藻類が覆うためです。しかし、海藻が全く育っていないので、当然海岸が滑ることはありません。海藻が生えていない領域は、ほぼ全海岸に広がっていました。その結果、滑りやすい海岸と言う場所は全くありませんでした。確かに夏場は海藻が少なくなる季節です。ただ決して無くなることはありませんでした。所々タワラ類などの高海水温に強い海藻が生えていました。海藻が極端に少なくなった海岸では、例えタワラ類の海藻が生えていても、ガンガゼなどのウニ類が食べ尽くしてしまったのでしょう。もう10月に入って秋になりつつあります。それなのに海藻が全く生えていないということは、季節は関係ないと考えられます。残念ながら、滑りやすい海岸はもう戻ってこないでしょう。

 

海藻は海岸の生態系の大本です。

 

 本来、海岸には多種多様な海藻類が生い茂っています。そして、様々な海の生き物が海藻類を利用して生息しています。海藻類を食べるエビ・カニ、貝類、海藻類に付着する有機物やプランクトンを食べるヨコエビや貝、稚魚類、海藻類を隠れ家にしている稚魚や小魚、海藻類に産卵する魚類や貝類など、海藻類が海の小さな生き物にとって生活の基盤となっています。海藻類が無くなった結果、エビ・カニ類が生息できず、小魚も隠れ家を失います。また、産卵の場も無くなり貝類も居なくなりました。結局、豊かな海の生態系が海岸から失われ、海岸を含め近海の生き物の数が減っていきます。

この海藻が海岸から消えていく現象は磯焼けとして知られています。一番怖いことは、この磯焼けが日本全国に広がっていることです。その結果、漁業に大きな影響を与えました。近年の漁獲高の減少は、海水温の上昇だけでなく、近海の生態系が壊滅的になったことが原因でしょう。

 

水中ドローンで海の中を調べてみませんか?

 

 この磯焼けがどのような影響を海岸に与えているのか、調べてみませんか?当社では水中ドローンFIFISHを格安でレンタルしております。まず現状を把握してみませんか?レンタルのお問い合わせは、メールにて受け付けております。

 

 

 
 
 

コメント


(合)自然環境活用開発
〒259-0201神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴570-11
営業時間:午前9時から午後6時
+139,154
bottom of page