サントリー本気野菜シリーズ”ズッカ”と”ルンゴ”の栽培経過
- Hideki Kobayashi
- 2 日前
- 読了時間: 3分
2週間ほど前、サントリー本気野菜シリーズ”ズッカ”と”ルンゴ”の苗を入手して、栽培を始めたことをご報告しました。その際、アルミリムーバーを使用した土壌に植えました。ただ、あまり状態の良い苗ではありませんでした。ここ数年、サントリー本気野菜シリーズにある欧州グルメセレクトのトマト苗の栽培は、成功していませんでした。その際、失敗して枯れてしまったトマト苗を引き抜いたところ、根がほとんど成長していませんでした。根が成長しない原因はいくつか考えられますが、酸性雨の影響もその一つです。酸性雨は土壌からアルミニウムイオンを溶出します。アルミニウムイオンは植物の根に悪影響を与え、発根や根の伸長を妨げます。そこで、アルミリムーバーを使用して、土壌の遊離性アルミニウムイオンを除きました。

苗を植える際、うまく土を除けませんでした。
ズッカの苗もルンゴの苗も、赤土を使って植えられていました。本当なら、苗の赤土は全て取り除きたかったのですが、根が張り付いていたので土を除けませんでした。水で洗えばよかったのかもしれません。それでもズッカの苗は、半分くらいの土を除けました。一方、ルンゴは全く除けなかったので、そのまま植えました。欧州グルメセレクトのトマト苗は、地植えが推奨されていますが、大きめのプランターを使用しました。今回は、栽培2週間後の成長について、お話します。
ズッカの方は、実を付けました。
栽培を続けると、ズッカの苗は実を付けました。写真では写りが悪いのですが、本当に数年ぶりのズッカの実です。このまますくすく大きくなってくると嬉しいのですが、果たしてうまく育つのでしょうか?ズッカ自体は、あまり成長していないことが心配です。実はあきらめて、取った方が良いかもしれません。それでも、アルミリムーバーを使用した効果は、認められたと思います。
ルンゴは成長不良です。
一方、ルンゴの方は成長不良となっています。一応、実も付いていますが、茎の状態などが良くありません。この成長不良は、ここ最近の欧州グルメセレクトのトマト苗と同じような感じです。特に何もしていないのに、このまま枯れていくパターンです。きっと、同じようにうまく育てられない人は多いと思います。ズッカと並んで育てているので、水やりや日照は同じです。一つ違うとすると、元々の土を除かなかった点です。一回抜いて、元々の赤土を除いた方が良いのかもしれません。このままだと、確実に枯れるので、それも選択肢の一つかもしれません。アルミリムーバーを使用した土でも、元々の苗の土の影響は、強いのでしょう。酸性雨の影響を除くため、苗を植える時は、元々の土をできるだけ除いた後に、アルミリムーバーを使用した土に植える必要があるようです。
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