ヒメウズラは王ウズラ!?日本と英語圏では感覚が違います
- Hideki Kobayashi

- 23 時間前
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当社ではヒメウズラの孵化用卵を販売しています。ヒメウズラは世界最小のウズラです。体長10cm程度の小さな体から、「ヒメ(姫)」という「可愛い」印象の言葉が名前に加えられたのでしょう。一方、英語圏ではヒメウズラは「King Quail」と呼ばれています。日本語に翻訳するとそのまま「王ウズラ」です。日本と英語圏では同じウズラ類の鳥を見ても、ヒメウズラと王ウズラという両極端の名前となっています。「小さい」=「可愛い」=「ヒメ(姫)」と連想してしまう私は、日本人だからでしょうか?原産地の1つである中国では、「蓝胸鹑 (lán xiōng chún)」と呼ばれているようです。日本語に訳すと「青い胸のウズラ」です。ヒメウズラの原種は、Wikipediaに写真が掲載されている通り「ブルーブレストレッド」となっています。日本では飼育・繁殖が繰り返されている結果、白や銀など様々な色のヒメウズラが流通しています。原種に近いヒメウズラは比較的珍しい色となっています。

なぜ英語圏では王ウズラと呼ばれているのでしょうか?
「王ウズラ」(学名:Synoicus chinensis)は、その小さな体、鮮やかな羽毛、そして歴史的に王族との関連からその名が付けられました。前述の通りウズラ類の中で最小の種です。その小さな体にもかかわらず、オスは宝石のように色鮮やかな羽毛と、王族の威厳を感じさせる堂々とした佇まいを誇っているように見えるそうです。そのため、「王ウズラ」と名付けられた、という説が有力です。宝石のように色鮮やかな羽毛は、確かに同意します。特にオスがメスにアピールするために羽を広げた時は、とても美しいと感じます。一方で王族らしい振舞には疑問が残ります。王族なら、下に敷いたペットシートを剥がさないで欲しいと思います。
ボタンウズラは別種のウズラです。
時々英語圏では、ヒメウズラが「button quail」(ボタンウズラ)として呼ばれることがあります。ボタンウズラはヒメウズラとは全く異なる種のウズラです。ヒメウズラより一回り大きな体で、やはり小さなウズラ類です。ただ、一夫一妻制に近いヒメウズラとは異なり、一妻多夫制で、オスが抱卵と育児を担当します。一妻多夫制なら、オスとオスの争いが少なそうなので、ヒメウズラより多数飼育に向いているのかもしれません。一度は飼育してみたいウズラですね。
小さなヒメウズラの王らしい振る舞いを見てみたい方は、ヒメウズラの飼育を考えてみてください。当社ではヒメウズラの孵化用卵の販売を行っております。


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