ヒメウズラ・ウズラ類の暑さ対策
- Hideki Kobayashi

- 1 日前
- 読了時間: 3分
ヒメウズラは、東南アジアや中国大陸南部が原産地とされています。そのため、本来暑さには強い鳥に分類されるでしょう。しかし、日本で孵化して日本で育ったヒメウズラは、そこまで夏の暑さと湿度に耐性はありません。実際、日本の秋から春の気候は、東南アジアに比べるとかなり寒い気候となっています。寒い日本の気候を乗り越えるため、ヒメウズラ自身も適応し、変化しているでしょう。その結果、数少ない酷暑日に適応することは、難しくなっているようです。非常に暑い夏の日々を乗り越えるため、いくつか準備しておきましょう。

喉フルフルは「暑いよー」と言っています。
ヒメウズラだけでなく、ウズラ類は暑いと感じると喉をフルフルと震わせます。暑いと感じているだけなので、喉フルフルだけで何かをしなければならない、ということはありません。ただ、その頻度には要注意です。時々喉フルフルしているだけなら、何の問題もありません。しかし、喉フルフルの頻度が上がり、いつも喉を震わせていたり、喉フルフルを何回も繰り返し行っていたりとした場合、暑さで危険な状態になっています。直ちに涼しい場所に移動させることが必要です。
暑い夏の日々は、飼育場所に気を付けましょう。
ヒメウズラを飼育している所が、エアコンで涼しくなっている場所なら、何の問題も無いでしょう。外でヒメウズラを飼育されている方や、日中は留守にしていて、エアコンが効いていない部屋で飼育されている方は、何らかの対処方法が必要です。第一に、飼育場所への直射日光を避けましょう。外で飼育されている方は、日光を避けられるように屋根を設置しましょう。また、風通しの良い環境も準備しましょう。水飲み場も同様に直射日光が当たらないようにしましょう。ウズラ類の体温を下げる唯一の手段は水を飲むことです。その水の温度が高いと、体温を下げる効果も半減することでしょう。
屋内で飼育されている方は、日光が当たらない場所に飼育ケースを移動させましょう。水入れの水は、低温を保つため朝に必ず交換しましょう。水が切れないように注意しましょう。
緊急避難用の冷却用品を準備しておきましょう。
ヒメウズラや並ウズラ、コリンウズラが、常に喉を震わせている時、緊急で対処が必要です。飼育ケージを直ちに冷やす必要があります。そのまま放置していると、痙攣して動けなくなり、死に至ることがあります。ケージの種類にもよりますが、一番良い冷却方法はダイソーなどの100円均一ショップで販売されている保冷剤(ハードタイプ)です。元々、クーラーボックスに入れて、低温を保つ用途で販売されている物です。平板タイプなので、飼育ケージの上に置くことができます。気温差により結露するので、その対策をしておきましょう。大体2時間ほどの冷却効果です。必要に応じて、交換しましょう。
暑さでダウンしたヒメウズラ・ウズラ類は、保冷座を敷き詰めた箱に入れましょう。
暑さでダウンしたヒメウズラ・ウズラ類は、生死の境を彷徨っています。そのため、直ちに体を直接的に冷やさなければ、死に至るでしょう。そこで、段ボールや発泡スチロールの箱内部に保冷剤を敷き詰めて、そこに痙攣した鳥を入れて体を冷やしましょう。もちろん、冷蔵庫の中に入れるという手法もあります。ただ、食品を入れておく冷蔵庫に動物を入れることには抵抗があるでしょう。時々、様子を見ながら、回復したら涼しい所に移しましょう。この方法で助かるときも、助からないときもあります。一縷の望みとして、お試しください。


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