当社の卵から孵化したヒメウズラの子供のお話の続き
- Hideki Kobayashi

- 7 日前
- 読了時間: 3分
以前当社からヒメウズラの卵をご購入いただいたお客様から、ヒメウズラ孵化のご報告を頂きました。その後、生まれたヒナ達はすくすく育ち、ペアになるまで育ったそうです。健康に育ったことを嬉しく思いました。さらに、ペアになったヒメウズラ達が卵を産み、その卵が孵って、ヒナが産まれたとのことでした。今回、子のヒナの続報を頂いたのでご紹介いたします。

今回、ご報告を頂いたお客様の孵化技術や飼育技術には感心いたしました。
ご紹介させていただくお客様は、当社からヒメウズラの孵化用卵(ミックス)5個をご購入して頂きました。その後、孵化に成功し、なんと5羽のヒナが生まれました。大体、ウズラ類の人工孵化率は50-60%です。畜産研究所でも、家禽ウズラの孵化率は同様でした。当社でも複数のお客様から孵化のご報告を頂いております。多くのご報告では、2-3羽孵化したご報告を頂いております。中には1羽だけ孵化したご報告を頂いたことがあります。孵化のご報告の中でも5個全て孵化した例は、ほとんどありませんでした。ヒメウズラの孵化用卵が、孵化するか否かは孵卵器の温度や湿度を維持する必要があります。また、転卵も正常に行う必要があります。もちろん、無精卵が混ざっていなかったという幸運もありましたが、本当に孵化技術について、感心いたしました。ミックス5個から白ヒメウズラが3羽、色付きが2羽生まれたとのことでした。

ヒメウズラの近親交配に弱い鳥です。
過去にブログでも紹介させて頂いておりますが、ウズラ類は近親交配に弱い鳥です。人間の場合、近親交配はやはり遺伝障害が大きく、遺伝病や障害を持った子供が産まれる可能性が高くなります。しかしウズラ類の場合、近親交配で産まれた卵からは、奇形などが産まれることは稀です。日本の家禽ウズラの研究によると、近親交配で産まれた卵は孵化する過程で、胚の発達が遅れます(参考論文:Breener PE.et al. Hilgardia 20, 529-621 (1951))。初期胚の発育不良により、発生が中止となり、死卵となります。家畜や家禽では、良い肉質や体格、卵などのために近親交配が行われることがあります。ウズラ類では、近親交配はできないという研究結果でした。
時々、ヒメウズラの脚に奇形が見られることがあります。残念ながら、これは鳥類ならある一定の確率で出てしまう先天性奇形です。また、転卵が不十分で胚の一部が卵殻の内側に付着してしまった結果の可能性もあります。
もし自分でペアを作りたい場合、ミックスがお勧めです。
当社で販売しているミックスは、複数の系統が混ざっています。ミックスから産まれた計色違いでペアを作ってください。また、確実に別系統でペアを作成する場合、ミックスとブルーブレストレッドをご購入下さい。楽しいヒメウズラライフを送っていただけると幸いです。



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