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暑い夏こそ、ヒメウズラの孵化に挑戦しませんか?

 今年の夏も非常に暑くなる予報が出ています。7月から猛暑日が多くなり、気温が35℃を超える地域も少なくありません。時には、人の体温と同じ36℃、37℃を記録する地方もあります。32℃以上は、人には非常に厳しい温度です。しかし、鳥類の卵の孵化には良い気温です。夜になっても25℃以上の日が多いので、孵卵器にかかる負荷も低くなります。市販されている安価な孵卵器は、温度の調整能力が低く、孵卵器全体を均一の温度にすることはできません。低い温度調整能力の影響は、特に外気温が低い冬に現れます。外気温が低いと、孵卵器内に温度勾配が出来てしまいます。温度センサーの周りは設定温度になるものの、センサーから離れた所は設定温度より1-2℃低くなってしまうこともあります。その点、夏は気温が高いため温度勾配が出来ても影響はありません。孵化率が最も高い季節だと思います。

 

ヒメウズラのヒナ達、右側の白い板ははペットヒーターです。
ヒメウズラのヒナ達、右側の白い板ははペットヒーターです。

夏場は、孵化後のヒナの育成も安心です。

 

 夏場の気温の高さは、孵化して生まれたヒナの育成も容易です。生まれたばかりのヒナは、羽毛が生え揃っていないため、2-3週間体を暖めるペットヒーターやヒヨコ電球が必要です。冬場は気温が低いため、ペットヒーターやヒヨコ電球の近くでヒナがじっとしていることが多く、時には1-2羽落ちてしまうこともあります。夏場は気温が高いため、ペットヒーターやヒヨコ電球の近くでなくても、元気に動き回ります。安心してヒナの飼育が出来ます。ただ、暑すぎる場合もあるので、水の消費には注意しましょう。暑すぎる場合、ヒナは水飲み場にも飛び込んで、体を冷やします。ヒナが成長するとき、骨の伸長や骨格の形成に、多くのカルシウムが必要となります。骨の形成には、カルシウムだけでなくビタミンDも必要です。ビタミンDは体内で形成されますが、そのビタミンDの形成には紫外線が必要です。ビタミンDの形成には、日光浴をさせると良いのですが、夏場は本当に注意が必要です。直射日光の代替えとして、100均ショップに売っているUV-LEDライトなどが利用できます。時折遠くから、UV-LEDライトを当てるとビタミンDの形成に役に立つでしょう。

 

現在、ペット用ウズラのエサの試供品を同封させていただいております。

 

 一般に販売されているウズラ用のエサは、タンパク質含量が24%以上と非常に高くなっております。この高いタンパク質含量は、ウズラ農家の方がより大きくよりたくさんの卵を産ませるためのエサとほぼ同量となっております。しかし、大きな卵を毎日産むことは、ウズラのメスにとって、非常に負担が大きくなります。実際、ウズラ農家のウズラ(メス)は、寿命が2年未満と非常に短命です。果たして、ペットとしてウズラ類を飼育している方に、毎日の産卵は必要でしょうか?メスの負担が重く、短命になってしまうのは、悲しいことです。特にオスメスペアで飼育していて、メスが先に亡くなると、オスが悲しい鳴き声で居なくなったメスを呼びます。その声を聴いていると、飼い主さんも悲しくなってしまうことでしょう。そんな悲劇を回避するため、タンパク質含量約18%以上のエサを準備しております。ヒナでも安心の超細粒なので、是非試供品をお試しください。

 

ヒメウズラの孵化用卵5個
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