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郵便局で、動物の配送が不可能となりました。

 10月17日(金)に「日本郵便が、ゆうパックを含む全ての荷物運送商品で愛護動物の発送を禁止した。」というニュースが流れました。これまで、日本郵便は「人に危害を与えるおそれのある動物」を引き受けない、と約款で定めていました。そのため、「人に危害を与えない動物」の配送は行うことができました。この「人に危害を加えない動物」には、小鳥類や爬虫(はちゅう)類が含まれていました。ヒメウズラやヒヨコ、インコやフィンチの類は、配送可能でした。配送時、悪臭や汚れが出ないように注意して梱包することが必要でした。ただし、配送できる地域は同一県内や同一配送区域内など、近距離に限られていました。また、配送する動物の生死に関しては、保証外となっていました。配送した動物が死んでも、日本郵政は一切責任を取らないとしていました。ヒメウズラも配送可能でしたが、配送できる範囲が狭すぎて、利用することは考えていませんでした。もっとも当社では、現在ヒメウズラの生体販売は行っておりません。

 

ミーアキャットたち。ゆうパックで送られて、死んで届くこともあったそうです。
ミーアキャットたち。ゆうパックで送られて、死んで届くこともあったそうです。

動物の配送が禁止になった背景

 

 今回、日本郵便が動物の配送を禁止した原因は、爬虫類と偽って他の動物を送ることが多発していたことでした。昨年度は、公益社団法人日本動物福祉協会などの動物保護団体が「生きたハムスターをゆうパックで送る事案が発生している」と注意喚起していました。また、SNSでゆうパックでミーアキャットが死んだ状態で届いたという投稿が多く見られたことも原因の一つです。もちろん、ハムスターもミーアキャットもゆうパックで配送することは禁止されています。しかし、違反を常習的に行う会社も存在したようです。

 

 千葉県旭市の動物輸入販売会社では遅くとも2019年4月以降、ゆうパックでミーアキャットやシマリスなどをペットショップに送っていました。元従業員らによると、伝票の品名欄にカメや活(いき)エサなどと虚偽を記載するように指示されていたようです。配送するとき、段ボールに空気穴を開け、内部に緩衝材を敷き、小さなケージに動物を入れて梱包したそうです。水や餌は元より、保冷剤等も入れませんでした。購入者に対して、ゆうパックで送る場合は、死んでも保証しない契約でした。それでも「死んでいた」「弱っている」とクレームが来ることもあったようです。

 

生体を購入する場合、ペットショップに足を運びましょう。

 

 爬虫類だけでなく、ハムスターやモルモット、ウサギなどの動物をペットとして飼育する場合、できるだけペットショップで購入しましょう。もちろん、他人から譲り受けることも良いと思います。ただ、ペットを飼育するということは、命を育てることです。ペットショップに足を運んで、飼育したい動物を良く観察してから、購入して欲しいと思います。

生体の配送はとても困難です。しかし鳥類の場合、有精卵を孵化することで簡単に入手できます。また、有精卵は日本全国配送可能なので、遠方やへき地の方でも購入可能です。是非、ヒメウズラをペットとして考えてみてください。とても可愛いですよ。

 

ヒメウズラの孵化用卵5個
From¥220.00¥650.00
購入する
ウズラ類のエサ(300g)1個
¥330.00
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ウズラ類のエサ(300g)4個
¥1,320.00
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