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執筆者の写真Hideki Kobayashi

癒しのペット、ヒメウズラを飼ってみませんか?

更新日:2023年4月7日


 当ブログで紹介してきましたヒメウズラですが、最近ヒメウズラに興味を持っていただく方が増えてきました。今回は、ヒメウズラについて紹介したいと思います。


ヒメウズラとはどんな鳥?


 ヒメウズラは小型のうずらで、成鳥になっても約10-12cmの大きさです。元々、東南アジアに分布している鳥ですが、日本の気候でも飼育できます。ただ、北陸地方、東北地方や北海道では、冬の気温が低いのでペットヒーター等で温める必要があります。また、体にカルシウムを吸収するために、日光浴でビタミンDを体内で合成させる必要があります。

性格はオスとメスで違います。オスは結構強気で、飼育ケージに手を入れると突いたり、じゃれたりします。メスは大人しくケージに手を入れても、我関せずと気にしないようです。寿命はオスが3-5年、メスが2-4年です。メスは卵を産むので、寿命が短くなっています。


ヒメウズラの飼育は大変?


 ヒメウズラの飼育はとても簡単です。小型のケージで飼育でき、セキセイインコほど羽が飛びません。また、ヒメウズラは飛ぶことができますが、ケージ内を飛び回ることは滅多にありません。ケージ内に犬猫用ペットシートを敷けば、ペットシートを交換するだけで掃除が終わります。エサも販売店舗は限られていますが、ウズラ用フードが市販されています。一つ気がかりな点があるとすれば、鳴き声です。成鳥になると、オスが雄叫びを上げます。結構大きな声で「ケーケーケー」と鳴くので、少し驚きます。しかし、雄叫びもオスメスペアになるとほとんど無くなります。雄叫び以外では、小さな声で「ぴよぴよぴよ」と鳴く程度です。2羽程度で飼育する場合、鳴き声はあまり問題にならないでしょう。それでも気になる場合は、毛布などをかぶせて置くと朝夕の雄叫びは無くなります。


ヒメウズラはペットショップで見かけることはないでしょう。


 新型コロナウイルス感染が広がる中、日々の生活が以前と変わり、ストレスを抱えている方が多いと思います。外出時はマスク着用、手のアルコール消毒など、感染防止に気が張っている日々は大変疲れます。新しい日常には、新しい癒しが必要ではありませんか?ここは一つ、ペットの愛らしい姿に癒しを求めてみるのは、いかがでしょうか?


 ペットと言っても、様々です。犬や猫からメダカまで、好みもあれば、「この動物を飼いたい!」という動物もいるでしょう。これから飼育するペット候補として、ヒメウズラを入れて頂きたいと思います。残念ながら、ヒメウズラをペットショップで見かけることは無いでしょう。ヒメウズラを手に入れるためには、卵から孵化させる方法が一番だと思います。孵化用の卵はネットオークションや当社などから入手できます。ヒメウズラを飼育したい方は、是非とも孵化にチャレンジしてみて下さい。卵から孵ったばかりのヒナはとても愛らしく、癒されます。孵卵器は2万円以下で販売されています。孵卵器のレンタルも行われているので、レンタルで済ますという方法もあります。どうしても孵卵器が用意できない場合、当社にご相談下さい。




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