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トマト「ズッカ」の栽培は難しいのでしょうか?

 5月に入って、様々な野菜の苗が園芸店やホームセンターで販売されています。特にミニトマトの人気が高く、色々な種類のミニトマトの苗が販売されています。赤や黄色の実が成る株や格別に甘い実が成る株、沢山の実が成る株などが人気の様です。実際、ミニトマトは栽培しやすく、実はそのまま食べられます。だから、多くの人がミニトマトの栽培にチャレンジしています。ミニトマトの品種改良では、サントリーが先駆けでした。サントリーの本気野菜トマトシリーズは、非常に多種のトマト・ミニトマトが開発されています。その中に、欧州グルメセレクトというシリーズがあります。ミニトマトや大玉の桃太郎は生食が主体ですが、欧州のトマトは加熱すると美味しくなる料理用トマトです。

色々なトマト・ミニトマトの苗が販売されています。
色々なトマト・ミニトマトの苗が販売されています。

料理用トマトのトマトソースは格別です。

 

 このサントリーの欧州グルメセレクトは、「ボンリッシュ」「ルンゴ」「ズッカ」の3種が販売されています。全て加熱調理向けのトマトです。全て育てたことがありますが、加熱すると本当に美味しくなります。濃厚でうま味が強いトマトソースになりました。個人的には、ボンリッシュが一番好きでした。日本でよく販売されている調理用トマトは、シシリアンルージュです。スーパーなどで時々見かけます。シシリアンルージュも十分に美味しい調理用トマトですが、自分で栽培した欧州グルメセレクトのトマトは非常にうま味が強く、水気も少ないため、とても濃いトマトソースになりました。しかし、インパクトという点では、ズッカが一番でした。ズッカは非常に大きな実がなります。あまり大きいので、調理する際に小さく切らないと調理しにくいほどでした。栽培中は、実割れの危険を常に感じながら見守っていました。

 

最近見かけない欧州グルメセレクトシリーズ

 

 実は、今年も欧州グルメセレクトシリーズのトマトを育てようと思い、ホームセンターや園芸店に苗を探しに行きました。甘いミニトマトの株は数多く見かけました。しかし残念ながら、欧州グルメセレクトシリーズのトマト苗を見かけることはありませんでした。特にズッカは見つかりません。ここ2,3年、サントリーの株だけでなく、シシリアンルージュなども見かけません。加熱用トマトって人気が無いのかもしれません。

 

ズッカは栽培が難しいです。

 

 欧州グルメセレクトシリーズのトマトは、地植えが推奨されています。私もズッカの栽培は以前からチャレンジしているのですが、ここ2,3年は結実に至りませんでした。土作りもしっかり行って、十分に栽培の準備をしていました。時には土の入れ替えも行いました。それでもズッカは結実しませんでした。ひょっとして、最近ズッカの栽培はあまり成功率が高くないのかもしれません。

 

もしかすると、酸性雨が原因かもしれません。

 

 結実しなかったズッカをよく見たところ、根が非常に短いことに気が付きました。一般にトマトは、根が横に広がると共に、地中深くにも潜るので、とても広い範囲に根を広げるタイプの植物です。ズッカの根が非常に短かったことから、根がダメージを受けていたことがわかりました。根がダメージを受ける可能性があるとすると、やはり酸性雨でしょう。そこで、酸性雨の影響を除くアルミリムーバーを使ってズッカを栽培しようと考えていました。どこかに欧州グルメセレクトシリーズのトマトは販売されていないでしょうか?


 

 
 
 

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