ヒメウズラは飼育しやすい?
- Hideki Kobayashi

- 1月26日
- 読了時間: 3分
当社ではヒメウズラの孵化用卵を販売しています。ご購入されたお客様は、ヒメウズラを孵化させて、飼育しております。ただ、ヒメウズラは「知る人ぞ知る」鳥となっていまして、あまり認知度は高くありません。ペットショップで販売されている鳥は、インコ類やシジュウカラ、十姉妹などのフィンチ類がほとんどです。大型のペットショップになっても、カナリアなどの少し珍しい鳥やヨウムやコンゴウインコなどの大型インコが販売され、ヒメウズラが販売されることは稀です。そのため、ヒメウズラを実際に目にする機会は、非常に少ないと思います。もちろん、YouTube やInstagram などの動画サイトなどには、多くのヒメウズラの動画がアップロードされています。その動画を見て、可愛いと感じて頂ければ、非常にうれしく思います。ただ、ヒメウズラの本当の姿は、動画とは違う印象を受けるかもしれません。今回は、ヒメウズラの可愛さ・飼育の楽しさではない面についてお話したいと思います。
ヒメウズラは、あまり慣れてくれません。
ヒメウズラを手乗りインコのように、人に慣れさせることは意外と難しいです。体長10cm前後の小さな鳥なので、人のように大きな物の動きに非常に敏感に反応します。これらは本能的な反応なので、修正することは困難です。特に複数羽を飼育する場合、人に慣れることは稀でしょう。もし、ヒメウズラを手乗りインコのように慣れさせたいのであれば、1羽か2羽で飼育することをお勧めします。飼育者が親鳥になることで、大きな物に対する怯えが克服できることがあります。人慣れにチャレンジされる方は、ヒナの時から親鳥のように積極的に接してあげてください。
ヒメウズラのオスは大きな声で鳴くことがあります。
鳥に限らず、ペットを飼育する場合、その鳴き声が気になります。ヒメウズラも大きな声で鳴くことがあります。ヒメウズラの大きな鳴き声は、「けーけーけー」オスの雄叫びです。オスがメスを呼ぶときや明け方に雄叫びを挙げることがあります。ただ、ヒメウズラの大きな鳴き声は雄叫びだけなので、オスメス2羽ペアで飼育していると、雄叫びを挙げる回数は激減します。夜明けの雄叫びは、ケージにカバーをすることで防ぐことができます。
ヒメウズラを多数飼育するとオス同士が喧嘩します。
当社ではヒメウズラの孵化用卵を5個単位で販売しています。最大限孵化しても5羽なので、ペアで分けても最大2-3個のケージで飼育できます。なぜなら、ヒメウズラは多数で飼育すると、オス同士が必ず喧嘩するからです。突きまわして、喧嘩相手を死に至らせることもあります。孵化直後からヒナから若鳥にかけて、群れでも仲良くしています。しかし、ペアが出来始める頃から事態は変わります。ペアのメスを守るため、オスが他のオスを攻撃し始めます。ヒメウズラは、オスメスペアで飼育することをお勧めします。
ヒメウズラの飼育に手間はかかりません。
最後にヒメウズラの飼育にかかる手間です。日常的な世話は、エサやりと水の交換、そしてケージ内の清掃です。飼育数にもよりますが、エサの追加や水の交換は1―3日に1回です。ケージ内の清掃は、ペットシートを利用すると非常に簡単に終わります。羽根も少し抜けることがありますが、羽根が散らばって困る、という状況にはならないでしょう。地面を歩く鳥なので、ケージ外に羽根が散らばることは稀です。総じて、ヒメウズラは飼育に手間がかからず、最も飼育しやすい鳥の1種でしょう。是非、ヒメウズラを飼育してみませんか?



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