暑い夏場のヒナ育成の注意点
- Hideki Kobayashi

- 8月10日
- 読了時間: 3分
関東地方は一時期の酷暑が収まり、通常の夏の暑さに戻っています。一方、中部地方から近畿地方、西日本にかけて、非常に暑い夏が続いています。この暑さは、ヒメウズラの孵化に成功した後、ヒナを育成するときにも影響します。産まれたばかりのヒナは羽毛が生えそろっていません。そのため、基本的にはヒナが生まれた後、暖める必要があります。ヒナの飼育ケージ内は、37℃-35℃程度に暖める必要があります。しかし、夏場は非常に暑くなり、室内でも34-35℃くらいまで上昇することは珍しくありません。また、室温が35℃以上の高温状態が、午前10時から午後6時までと、8時間も続いている時もあります。高い温度が続くと、ヒナの体力が落ち、水を飲んでも体温が下がらない可能性が高くなります。生まれたばかりのヒナは、体力がないので、高温が続くと死んでしまう可能性もあります。

ヒヨコ電球は要注意です。
ヒナの育成では、保温器具としてヒヨコ電球が一番利用されています。ヒヨコ電球は非常に有用で、加温機能は高いです。ヒヨコ電球の加温機能は、ヒヨコ電球が発する遠赤外線に依存します。遠赤外線は空気自体を暖めることはありません。空気の中の水蒸気やヒナ、さらにケージの壁や床を暖めます。気温が35℃を超える暑い夏の日に、さらに遠赤外線で暖めると、ヒナはかなり弱ります。ケージ内の温度を測定するとき、気温も重要ですが、ケージの床なども測定してみましょう。40℃以上になっている可能性があります。暑く感じるとヒナはかなり活発に動き回ります。ヒナの行動にも注視しましょう。孵化した直後のヒナは、よく眠ります。その点も観察してみてください。寝ない場合、ケージの床が暑すぎる可能性があります。暑い夏は、ヒヨコ電球をケージの高めのところに設置しましょう。また、ヒナの身体を冷やせる影になる所も作ってあげてください。
ペットヒーターも一案です。
ヒメウズラのヒナ用のペットヒーターは、ハムスターなどを暖める暖房機器です。ハムスター用のペットヒーターは、板状の製品がほとんどです。高い温度と低い温度の面があって、高い温度の面は37℃くらいになります。ペットヒーターの良い点は、過度に暖めないことです。ヒナは寒いと感じるとヒーターの上に寝そべって、休憩します。ペットヒーターの欠点は、表面がプラスティックでヒナが滑りやすいことです。薄いペットシートを巻くことで、ヒナの滑り防止を行いましょう。暑い夏の日に、過剰な加温を行わない方法としては、ペットヒーターも一案でしょう。私個人としては、良く使用しています。冬場は電気あんかを併用します。
暑い夏場は、水を絶やさないことも重要です。水入れの水にも注意して、安全にヒナの育成を行いましょう。


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