水中ドローンで芦ノ湖探索
- Hideki Kobayashi

- 7 日前
- 読了時間: 3分
今回は有名な観光地である箱根の芦ノ湖で水中ドローンを利用したお話です。箱根の芦ノ湖は海賊船や水陸両用バス「NINJABUS WATER SPIDER」などが運行され、観光客が大いに楽しんでいる湖です。最近では外国人観光客も多く、年間約2000万人の観光客が訪れます。また、ブラックバス目的の釣り人も、芦ノ湖に多く訪れます。そういえば、お正月の箱根駅伝往路のゴールも芦ノ湖でした。芦ノ湖は箱根山の噴火でできたカルデラ湖で、外部の川からの入水は無く、湧き水だけで出来た湖です。水深は最大48m前後です。そこで、水中ドローンで湖底を観察して、湧き水のポイントを探そうとしました。

水中ドローンを芦ノ湖で利用して良いのでしょうか?
以前、水中ドローンInspector 1(現在はレンタルしておりません)で芦ノ湖の探索をしました。場所は湖尻です。このとき、湖尻茶屋さんでスワンボートを借りました。その際、レンタルボートで水中ドローンを利用しても良いのか、尋ねました。すると店員さんが、芦ノ湖の漁協組合に電話で問い合わせてくれました。その結果、特に水中ドローンの使用は禁止していないとのことでした。ただし、釣り人の邪魔にならないようにと注意もされました。色々と親切にしていただいた湖尻茶屋さんには感謝します。ご迷惑をおかけしました。というわけで、芦ノ湖探索開始です。
スワンボートか手漕ぎボートか?
まずレンタルするボートですが、スワンボートと手漕ぎボート、どちらが良いかという選択です。スワンボートは日影ができるため、iPadの操作画面が良く見えます。しかし、風の影響を受けて容易に船体が流されてしまし、水中ドローンの操作が困難になりました。レンタルした時はあまり風が無かったのですが、直ぐに風が吹き始めました。山の天気は変わりやすいので、水中ドローンの使用には手漕ぎボート一択ですね。ボートは風下に、水中ドローン本体は風上にすると、良い感じでした。
この時使用した水中ドローンInspector 1 はカメラを下向きにできるので、底を見ながら潜航できます。そのため、トップ画のような湖底が全面に映った写真が撮影できました。湖底に線を引いたような跡がありますが、これは小さい魚泳いだ痕跡のようです。現在レンタルしているFIFISH V6の場合、機体全体を下に向けることで下方も撮影可能となっています。その他、PowerRayやCCROVでも面白いかもしれません。特にPowerRayは魚群探知機も取り付け可能です。釣りのお供に、一味違った観光旅行に、一台水中ドローンをレンタルしてみてはいかがでしょうか?簡単一日レンタルなら、小田原駅や箱根湯本駅まで水中ドローンをお持ちします。返却は宅配、若しくは小田原駅や箱根湯本駅まで引き取りに行きます。





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