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米の価格は高止まりしています。では小麦はどうでしょうか?

 今年の米は豊作との話ですが、米の価格は高止まりしていて、農協の前払い着手金が高くなった等の理由で高止まりしているようです。結果として、買い控えが進み、今年の新米が倉庫で大量に眠っている農家も出てきているようです。今後、米の価格が下がるのでしょうか?

小麦は豊作で、価格は下がっています。
小麦は豊作で、価格は下がっています。

 主食はコメの他にパンもあります。パンは近年、小麦価格の高騰から値上がりしています。実際、2000年の国際小麦価格は1トン当たり約$100でしたが、2008年には約$300に値上がりしました。その後、約$150から$300の間で推移しました。そして、2022年にロシアがウクライナに侵攻すると、小麦は1トン当たり約$520と最高値を記録しました。2025年10月の時点で、小麦の国際取引価格は約$190です。

 

日本の小麦価格は、日本政府が決めています。

 

 農水省は、「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律(平成6年法律第113号)第42条第2項」に基づいて輸入小麦の政府売渡価格を決めています。日本に流通している小麦は、約85%が輸入小麦なので、輸入小麦の政府売渡価格がそのまま小麦の価格になると言っても良いでしょう。小麦はパンから麺、お菓子等に利用されますが、全ての種類の平均価格が提示されるようです。輸入先はアメリカ、カナダ、オーストラリアのようです。

 

値下がりした輸入小麦の政府売渡価格

 

 令和7年10月期(令和7年10月以降)の輸入小麦の政府売渡価格は、直近6か月間の平均買付価格を基に算定すると、平均価格(税込)で、61,010円/トンです。令和7年4月期の63,570円/トンと比較して、4.0%の引下げとなります。実は、令和5年4月期の76,750円/トンをピークに値下がりしています。令和7年10月期は、ピーク時と比較して約2割値下がりしています。それでも平成20年代は4万円台後半から5万円台後半で推移していました。その頃と比較すると、2割ほど高いと言えます。ただ、小麦価格が値下がってもパンなどの価格は下がらないかもしれません。バターやマーガリンなど、製パンに必要な材料も値上がりしているからです。

 

世界的に豊作続きの穀物類、日本はそれほどでも、なぜ?

 

 ウクライナにロシアが侵攻し、小麦を始め多くの穀物類の価格が上がりました。しかし、世界的な豊作となった結果、穀物の国際取引価格は安定しました。一方、日本に注目してみると、令和元年から令和6年まで小麦の作付面積は1割増加しましたが、収穫量は令和元年が約103万トン、令和6年が約102万トンとそれほど豊作と言えませんでした。全世界的な豊作に、日本だけ恵まれなかったのです。もちろん、地球温暖化による気候変動が大きく影響しています。また、酸性雨なども影響しているのでしょう。酸性雨の影響は見えにくく、影響があるのか無いのか、わからないことが多いです。

 しかし、当社で行った実験では、酸性雨は小麦の根の伸長を阻害しています。そして、アルミリムーバーを使って酸性雨の影響を除去すると、根の伸長が正常化し、小麦の収穫量も増加しました。是非、当社の酸性雨対策用デトックス剤アルミリムーバーを御試用下さい。酸性雨の影響が無いと、作物の栽培で「何で?」と思うことが少なくなります。

 

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