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海の変化は日本の未来を左右するでしょう。

1 日前
読了時間: 3分

 日本は島国です。海とのつながりは切っても切れません。海の恩恵は漁業を通じて獲れる魚介類などの食料として得られてきました。最近では、水深6000mの深海底から鉱物資源を採取する試みも行われています。近年の地球温暖化の影響で、海の環境が大きく変化しています。一番の変化は海水温の上昇です。そのため、海から供給される水蒸気量が増加し、台風などの気象現象が激化しています。一見気象現象の激化は、深海底の鉱物採取に無関係のように思われます。しかし、作業を行う船舶には悪影響を与えることになるでしょう。

 

気象現象の激化は、深海底からの鉱物採取に悪影響を与えます。

 

 海には遮るものが無いため、波やうねりが遠くまで届きます。鉱物を採取している船舶から遠い所で大型の台風が発生しても、波やうねりは届きます。高い波やうねりは、船舶を流して位置を移動させてしまいます。もちろん、GPSを使って船舶の位置や向きの補正を行うので、作業自体に大きな影響はありません。しかし、船舶を常に動かす必要があるので、燃料を消費します。日本列島から離れた海域で鉱物資源の採取を行っている関係上、帰港して燃料補給を受けることは困難であり、経済的ではありません。そのため、給油は洋上でバンカリング船と呼ばれる燃料補給タンカーで行うことになるでしょう。給油の間は、採掘作業を止める必要があります。また、バンカリング船も遠い海域まで移動しなければなりません。その結果、燃料費が大きく上昇するでしょう。一見、無関係な地球温暖化による海水温上昇は、海底の鉱物採取コストを上昇させるという悪影響を与えることになります。例えば、採掘に使用している「ちきゅう」の場合、波の高さが3-4mになると、船上での作業が中止となるようです。外洋では波が2mになることは珍しいことではないため、少し強い低気圧が通過するだけで、波が3-4mになります。気象現象の激化は、作業工程にも悪影響を与えることでしょう。

 

海の中は、分かりにくいです。

 

 今、長引く磯焼けで海の生物に壊滅的な影響が出ています。魚介類の不漁は、沿岸の生態系の崩壊に起因しています。しかし、海上から海を眺めてみても、生態系が崩壊していることは分かりにくいでしょう。沿岸から海を見ても、透明度が高く、「綺麗な海」に見えるでしょう。透明度が高いことは、決して良いことではありません。プランクトン類が少なく、魚介類のエサが無いことを意味しています。「水清ければ魚棲まず」というのは、真実です。海の中を観察してみると、海藻類は無く、エビ・カニ類は居なくなり、時折小魚が少数泳いでいるだけとなっています。今の海に興味がある方は、水中ドローンで観察してみませんか?当社では水中ドローンを格安でレンタルしております。メールにてお問い合わせください。

 

文学フリマ東京43で出店します。

 

 最後にお知らせです。文学フリマ東京43が11月8日(日)に東京ビックサイト南展示棟で開催されます。サークル名は「地球の生物」、ブース番号はX-20です。カイコウオオソコエビの捕獲した時の紀行本とカイコウオオソコエビのクリアファイルを販売します。カイコウオオソコエビの樹脂包埋標本も展示します。是非、当ブースにご訪問下さい。

 

カイコウオオソコエビのクリアファイル
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読本「超深海生物カイコウオオソコエビ捕獲航行」
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