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執筆者の写真Hideki Kobayashi

もうすぐ夏休みです!早めに自由研究の準備をしましょう。

更新日:2023年4月7日

 多くの小中学校では、7月下旬から夏休みが始まります。夏休みと言えば、長い休みと沢山の課題です。夏休みの課題は夏休み直前に出されますが、ほとんどの学校で自由研究と読書感想文が課題として出されます。つまり、この2つだけは今からでも準備できます。その上、この2つの課題は多くの小学生・中学生を悩ませます。同時にご両親も、子供から相談されて、頭悩ませることでしょう。特に自由研究では、大手出版社は毎年「自由研究の攻略」や「直ぐにできる自由研究」などの雑誌を出版しています。また、自由研究を扱ったウェブサイトも散見されます。しかし、雑誌やウェブサイトを参考にした場合、夏休み明けに同じような自由研究を他の人も提出する可能性があります。同じ雑誌から情報を得れば、同じ自由研究になることは必然です。そこで、当ウェブサイトでも自由研究に役立つことをご紹介したいと思います。




お勧めの自由研究の題材


 当ウェブサイトでご紹介できる課題は、以下の3つです。どの課題も他の人と同じになることは、ほとんど無いでしょう。同じ自由研究というのは、やはり恥ずかしいですよね。



1)ヒメウズラの孵化とヒナの観察


 ヒメウズラの孵化を自由研究の課題とする利点は、旅行や外出などの予定があっても、上手く調整できる点です。ヒメウズラは孵化まで17日間かかります。この17日間は湿度を調整する以外、孵卵器任せです。湿度は毎日管理する必要は無いので、卵が孵るまでの17日間に旅行等に出かけることが可能です。ただし、気を付ける点がいくつかあります。自由研究だからと言って、検卵を毎日行うことは避けましょう。検卵を頻繁に行うと、温度の変化から停止卵となる可能性が高まります。また、検卵時の写真撮影に手間取ると、時間がかかり卵の温度が低下するため、停止卵となります。孵らなければ、自由研究が残念な結果を記載することになるので、気を付けましょう。孵ったヒメウズラはじっくり観察できる上に、とても可愛いので、注目を集めることは保証します。コリンウズラは孵化まで24日程度かかるので、自由研究とするなら、夏休みに入る前から孵化を開始する必要があります。







2)エッグアートの制作


エッグアートの制作は、創作系の自由研究です。もちろん作品の制作が第一ですが、その制作過程も自由研究の一端です。エッグアート作品は、ヒメウズラやコリンウズラの卵の殻を利用します。卵の殻の表面に絵を描いて、絵に沿ってUVレジンを塗ります。UVライトで固めた後、卵の殻をクエン酸やお酢で溶かします。すると綺麗なエッグアートが作れます。なぜ卵の殻がクエン酸やお酢で溶けるのか、調べることもエッグアート製作が自由研究として成立する理由です。また、エポキシ系のレジンを利用すると、卵型のレジン作品を制作できます。詳しくはブログにて紹介しております。こちらのエッグアート1エッグアート2エッグアート3を参考にして下さい。





3)カイコウオオソコエビの観察


 カイコウオオソコエビは、マリアナ海溝チャレンジャー海淵世界最深部に棲息する超深海生物です。夏休みの自由研究としては少々知識を要求するため、小学校高学年から中学生向けの題材です。当社ではカイコウオオソコエビの樹脂包埋標本の貸し出しを行っております。カイコウオオソコエについて調べると共に、この標本の観察、撮影などを行うと、自由研究としてまとまるでしょう。カイコウオオソコエビを題材とした夏休みの自由研究は、2-3日という短時間で終わらせることが可能でしょう。カイコウオオソコエビ樹脂包埋標本の貸し出しは、こちらからお願いいたします。カイコウオオソコエビの殻を使ったお守りも用意しておりますので、ご購入いただければ、貸し出し後も観察が可能です。




4)水中ドローンを利用した水中観察


 ドローンと言えば、空を飛ぶ飛行型ドローンを思い浮かべる人が多いでしょう。水中ドローンは、海や湖の中を観察するドローンです。地球温暖化の影響から、海や湖の生き物たちが大きく変わっています。身近な海や池に棲む生物の観察は、昔から自由研究の題材として利用されてきました。水中ドローンを利用することで、さらに色々な生き物が観察・撮影が可能となります。画像や動画を撮影して、Googleの画像検索を行うと、生物の名前や種類がわかります。また水中ドローンでは、水温や水深などの情報を得ることができます。自由研究に水中ドローンを利用することで、短期間に多くの情報が得られるでしょう。また、飛行型ドローンとは異なり、無線ではなくケーブルで繋がっており、万が一停止することがあっても、ケーブルを引っ張ることで回収が可能です。操縦も容易ですが、小学生高学年以上を推奨します。子供では水中ドローンの操縦に不安がある場合、大人の方が操縦しましょう。水中ドローンについては、こちらのウェブサイトを参考にして下さい。メールでもご注文・お問い合わせを承っております。


 いかがでしたか?夏休みの自由研究が良い思い出の一つになるように、楽しんで行いたいですね。そのための御提言をさせていただきました。









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